1. トップ
  2. ファッション
  3. 見て!もうたまらなくかわいい!まるで”鏡餅”なシマエナガ

見て!もうたまらなくかわいい!まるで”鏡餅”なシマエナガ

  • 2025.1.30

今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2025年1月20日〜1月24日ピックアップ分)

1月20日は「シマエナガの日」でした

Sitakke
撮影:@ktgwyzr さん

毎年、最も寒さが厳しいとされる〝大寒〟が、「シマエナガの日」とされています、ことしは、1月20日です。
SNSでシマエナガの魅力を発信する、やなぎさわごう さんの申請によって、2019年、日本記念日協会により正式に認定されました。

羽と羽の間に空気を貯めてまあるくふくらんで、その空気の層で、寒さをしのぐシマエナガ。
1年で最も寒い時期には、シマエナガたちも1年で最もまんまるになって、かわいらしい姿になるのです!
そんな思いから制定された「シマエナガの日」も、ことしで7回目になりますが、シマエナガの人気は、おとろえることなく、さらにパワーアップしてますねー。

「きょうの1枚」としてご紹介させていただいたのは、@ktgwyzr さんによるシマエナガ。
〝ぽったり〟としたフォルムは、まんまるを通り越して、まるで〝鏡餅〟のようで、もうたまらなくかわいい1枚です!

以前に、WEBマガジン「Sitakke」の『〝かわいい〟に命をかけたカメラマンと、森のエゾモモンガたち』という記事にも書かせていただきましたが、2021年に亡くなった写真家・小原玲さんが、シマエナガを撮ることになり、世界で初めてのシマエナガの写真集「シマエナガちゃん」が出版へとつながったったきっかけは、小原さんんと、「きょうの1枚」を撮影した @kygwyzr さんの出会いからでした。

エゾモモンガと〝しもやけ〟

Sitakke
撮影:@hirokirin_photography さん

エゾモモンガが、森を滑空して、めざしていた木へと着陸する直前のお写真ですねー。
急ブレーキをかけるために、いっぱいに広げた〝飛膜〟が、ハート型のようです。
ついつい、お菓子の「源氏パイ」を連想してしまいました。(*セコマに売っていますよね…発売からことしで60年なのだそう)
小さくて、ピンク色をしたエゾモモンガの手や足が、見えています。
マイナス20度を下回るほど冷え込んだ朝でも、この小さな足で枝につかまり、小さな手を器用に使って食事をします。

暖かな毛に覆われているわけでもないので、〝しもやけ〟になってしまわないのかなと、いつも心配してしまいますが、どうやら大丈夫な様子。
一方で、人差し指と親指が出ているカメラ用手袋を使っている私は、モモンガ撮影に夢中になっていて、気づいたら〝しもやけ〟になり、2本の指の皮がペロリとむけてしまったことがあります。
なんでエゾモモンガは、〝しもやけ〟にならないのだろう?

会えただけでも・・超ラッキー

Sitakke
撮影:@kazu_u.photography さん

黄色いクチバシに、ほっぺたにオレンジ色のチークが入っていて、どことなく「おかめ」のお面に似ている(失礼💦)ユキホオジロです、かわいらしいですねー。
夏場はユーラシア大陸から北アメリカにかけての北極圏で子育てをしていますが、冬になるとやや南へ移動し、北海道でもごくごくたまに会うことが出来る、貴重な存在です。
足で踏んづけているのは、ハマニンニク(テンキグサ)という、イネ科の植物で、ユキホオジロの大好物のひとつ。

自分より背丈があるハマニンニクの穂に飛び乗って、体重でハマニンニクの穂を倒して足で押さえつけながら、実をついばみます。
ときどき、トコトコと歩きながら、天敵がいないかどうか、首をかしげて空を見るのですが、そんな動きもキュート。
たくさんいたとしたら、シマエナガ並みの人気者になるのではと思うのですが、なんとも数が少ないため、会えただけでもラッキーな、ユキホオジロなのです。

命がけの〝だるまさんがころんだ〟?

Sitakke
撮影:@hidekikonuma さん

エゾフクロウとエゾリスの、ニアミス!?「エゾリスが食べられちゃう!」って思った方、ある意味、正解です。
エゾフクロウから見たら、エゾリスは〝ごちそう〟なのですから。
しかしながら、このお写真は、毎朝、なぜか繰り返される〝儀式のようなもの〟を写したお写真のような気がします。

日が昇ると、夜行性のエゾフクロウは、狩りから戻り、樹洞でまったりとしています。
一方で、エゾリスは、日の出とともに行動を始めて、あちこちに隠しておいたごちそうを掘り出して食べ始めるのですが、その朝ごはんの前に、なぜか、フクロウの樹洞へやって来て、その様子を確認するのです。
私自身も、複数の場所で、そんな様子を目にしました。

それはまるで、命がけの〝だるまさんがころんだ〟のように感じ、何でそんなことをするのか、いまもって理由はわかりません。
それにしてもこのお写真、2匹の距離が近すぎませんか???
エゾリスさん、どうぞご注意を! フクロウくんの足って、以外と長いんですよ!

かわいらしいネズミ・・君の名は?

Sitakke
撮影:@route58 さん

とってもかわいらしい顔をしたネズミですねー。名前は「ドブネズミ」という種類のネズミです。
私自身、「ドブネズミ」という種類のネズミがいることを知ったのは、最近のことでした。
THE BLUE HEARTS の「リンダ リンダ」という曲の歌詞に〝ドブネズミみたいに美しくなりたい〟とありますが、ドブのような汚いところで暮らしているネズミのことをさしているのであって、「ドブネズミ」という種類のネズミは存在しないと思っていました、お恥ずかしい…。

ネズミは大きく「野ネズミ」と「家ネズミ」に分けられるのだそうです。
「家ネズミ」には、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミがいて、天井裏をガサゴソと走り回るのが、クマネズミ。
一方でドブネズミは、高いところではなく、下水道管や、床下といった、低くて湿ったところが大好きなのだそう。
私が子どもの頃は、台所などにネズミの糞を見つけると、母親が「ネズミ捕り」を仕掛けて、捕まえていました。
いまのように家の気密性が高くなかった時代、わずかなすき間を見つけて、家の中に侵入するネズミを捕まえるための「ネズミ捕り」という道具は、金物屋さんには必ず売っている、一家に1台の必需品でした。

エゾモモンガに異変?森のアイドルに何が

YouTube「北海道のかわいい動物チャンネル」からのお知らせです!
夜行性のはずのエゾモモンガが、朝になっても巣穴に帰ることなくエサを食べ続けています。
エゾモモンガたちに、いったい何があったのか?
朝日が、木々についた〝霧氷〟をキラキラと照らす森で、エゾモモンガたちの〝超レアな映像〟の撮影に成功!
この動画、もう「見る価値、ありあり!」です。

文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa

インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる