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【MLB】“23年間地区Vなし”のマリナーズ、公式サイトが「今季正念場の球団」に選出 「ファンの忍耐は限界に近い」

  • 2025.1.30
SPREAD : マリナーズのフリオ・ロドリゲス(C)Getty Images

MLB公式サイトは29日(日本時間30日)、「2025年もっとも正念場の各地区球団」と題した記事を公開。「突破口を開く必要があるのか、劇的な変化を求められるのか、ファンの怒りを買うことになるのか」とそれぞれの課題を取り上げ、重要なシーズンを迎える球団を地区ごとにピックアップした。

■長年の低迷で生え抜きが報われず

真っ先に挙げられたのが、ア・リーグ西地区のマリナーズ。2022年にはワイルドカード枠から20年ぶりのポストシーズン進出を果たし、昨季はさらなる飛躍が期待されたが、85勝77敗でプレーオフ出場にあと1勝届かず。イチロー氏がメジャーデビューした01年以来、地区優勝から遠ざかったまま長い年月が流れた。
記事では「投手陣は依然として優秀だが、打線は崩壊し、フリオ・ロドリゲス外野手はルーキーイヤーのような好成績を未だに残せていない。いつかこの地区はマリナーズのものになると言われ続けてきたが、アストロズが毎年のように地区優勝を果たしている。もうひとつのライバルであるレンジャーズは、球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた」と記し、「ファンは長い間、プレーオフ進出を待ち望んできた。しかし今回は、そこまで気長に待ってくれるとは限らない」と切り捨て、ファンの忍耐も限界に近いと奮起を促した。
育成に定評があるマリナーズは、投手有利の本拠地の特性を生かし、長年守り勝つチーム作りに注力してきた。一方で、近年は打線の弱体化が顕著で、投手の好投を見殺しにするケースもしばしば。低迷期に入団したフェリックス・ヘルナンデスカイル・シーガーなどは、現役中にプレーオフを経験することなく引退する悲劇にも見舞われた。
オーナー陣の出し渋りが酷く、満足な補強が行えない中でやりくりする現状にファンの怒りは日増しに高まっている。今季も厳しい戦いを強いられそうだ。

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