<私を巡ってインド人おじさん達が大モメ!?→私の為にケンカするのはもうやめて!>世界を旅する私の話(15)
前回、前々回に続き、今回も世界一周旅行中に訪れたインドでの話です。
インドにいる時、駅から宿への移動などでインドの三輪タクシーであるリキシャを利用することがよくありました。
海外旅行に行ったことある方なら経験あると思いますが、海外ではタクシードライバー(トゥクトゥクやリキシャの運転手)の客引きが普通にあり、それに伴いお客さんと値段交渉をするドライバーが多くいます。
特に駅前や大きなバスターミナルなどでは、降りて来た客を我先にゲットしようと、すごい数のドライバーが集まってきて次から次へと話しかけてきます。
そんなインドで訪れたとある街でも、同様に客引きのドライバーさんが押し寄せてきたのですが、ここの人達は一味違ったのです…!
運転手1「どこ行きたいの~?○○なら▲▲ルピーで」
運転手2「それは高すぎる!俺だったら××ルピーでいいよ」
運転手3「俺のところは■■ルピーだ!」
このような値段交渉は序の口で、この場合は話を聞いていると勝手に値段が下がっていくのでありがたかったです。笑
しかしレベルが上がる(?)と「こいつはそこの場所に詳しくない。こいつは何も知らないんだ!俺のリキシャに乗れ!」と個人攻撃が始まります…笑
言われた方も、当然「いや、それくらい知ってるわ!適当なこと言うな!!」と反撃します。
更に別なドライバーも「こいつの運転はクレイジーだからやめておけ!!ケガをするぞ!!!」と参戦し、現場は完全なカオス…。
全員が全員、いかに他のドライバーがダメなのかを力説し合う大ディスり大会です。笑
実際、インドのリキシャはあらゆる方向にガタガタ揺れてジェットコースター並みに怖いのですが、キャーキャー言ってる私を見て「俺のドライブテクニックを見ろ!」と言わんばかりに笑いながら運転するドライバーも…。
みんな知り合いって感じなので、仲が悪いんだか良いんだか分かりませんが、客をほったらかしにして勝手に話を進める運転手たちには困りつつ思わず笑ってしまった出来事でした。
次回、インドでとんでもないセクハラ爺さんの被害にあったお話は下の関連記事からチェック!