「鬼は外、福は内」という掛け声とともに豆を投げる、節分。
この掛け声は、災厄の象徴である鬼を豆で追い払い、幸運を招く神様は家の中に呼び込むことを表しています。
ちょっぴり鬼がかわいそうに思えますが、安寧な日々を送るには、仕方のないことといえるでしょう。
『本番』を前に現れた鬼
節分を数日後に控えたある日、@zl_vwyさんの家では、早くも鬼が姿を現したのだとか。
どうやら鬼は、自身の出番を察し、家主に『ある交渉』をしに来た模様。どことなく、その表情は心配そうに見えます。
一体なんの理由で、鬼はひと足早くやって来たのでしょうか。Xに投稿された写真をご覧ください!
「あの…もうすぐ出番なんですけど…『鬼は外』じゃなきゃダメですか?」
交渉をしに来た鬼の正体は…愛犬である、ラブラドール・レトリバーのロキくんでした!
鬼の衣装を着用して、「本当に僕を追い出すのぉ…?」と問いかけるような表情で、飼い主さんを見つめるロキくん。すっかり、鬼の気持ちになりきっているのでしょうか。
こんなにも愛らしく、どこか悲しげな顔を見せられたら、追い出すわけにはいきません。問いへの返事は「『鬼も内』でいいよ」の一択でしょう!
ぜひとも家にやって来てほしい『鬼』の姿は拡散され、たくさんの人が笑顔になりました。
・はい、許した。むしろ家の中で、ずっとぬくぬくと温まってほしい。
・かわいすぎて声が出たわ。ちょっぴり切ない表情が、たまらん…。
・もし追い出されたら、我が家においでー!大歓迎よ!
きっと、ロキくんがふんする鬼は、災厄ではなく幸運を引き寄せてくれるはず。
豆を投げる代わりに、犬用のボーロを優しく与えたくなりますね!
[文・構成/grape編集部]