最近のケイティ・ペリーを目にしたなら、40歳とは思えない引き締まったボディに目を奪われた人も多いはず。彼女はロンドン恒例の冬フェス「ジングルベル・ボール」に参加し、そのステージで鍛え上げられた上腕や腹筋を堂々と披露し、多くの注目を集めた。
ちなみに、彼女も自分の引き締まった体が話題になっていることをしっかり把握している様子。『デイリー・メール』誌によると、「私の上腕二頭筋がインターネットで話題になってるって聞いてる」と、撮影中に冗談交じりに話していたという。
それにしても、一体どうやってこんなに強くなれたのだろう? 彼女が明かした最新の健康とフィットネスの習慣とは? イギリス版ウィメンズヘルスからみていこう。
ワークアウトは「嫌い」だけど、常にアクティブでいる
鍛え抜かれた体とは裏腹に、彼女はジムに通うのが得意ではないよう。「ワークアウトは嫌い。本当に」 とケイティ。「私が好きなのは、ダンスや水泳みたいな、運動してるって感じがしないもの」
これこそが、彼女らしさそのもの。2023年には、カーディオ効果を狙ってスノーボードを楽しんでいるとアメリカ版ウィメンズヘルスに語っていた。
こんなジョークを飛ばしていたこともある。「私の運動ルーティンは、ワークアウトに遅れて行くことだね」
「そして『遅刻しちゃったから、残念だけど少ししかできないわ!』って言うの」と『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌で語っている。
「トレーナーは『はいはい、分かってますよ』と呆れているけどね」
コンサートに向けてトレーニングをしている
パフォーマンスではかなりのエネルギーが必要になるため、ケイティはステージに立つ準備を万全に整えている。
「達成しなければならないことがたくさんあって、すべてを簡単に、自然に、苦労なくできているように見せなければならないから。でも実際には、かなり技術がいるものばかり。ワイヤーにぶら下がったり、サーカス・デ・ソレイユのパフォーマーのような役をこなしたりね」とケイティ。
「その過程で筋肉が落ちたり、モチベーションや体力を失うこともある」
だからこそケイティは、ショー以外でもフィットネスに力を入れており、友達とピックルボールをしたり、週に3〜4回は筋力トレーニングに励んでいるという。体を引き締めることで有名な、コアパワーヨガのクラスも受けているそう。
「今までで一番汗をかいた」とケイティはヨガクラスについて語った。「クラスの後、みんなでメッセージを送り合っていたんだけど、私は『今、気分は異様にハッピー』って話してたんだ」
母親になり、食事と運動の習慣が変わった
2020年に娘のデイジー・ダヴが生まれてから、自分の優先事項が変わったという。
「時間に余裕があるときはいつでも、母親として過ごす時間を大切にしたい」とケイティ。そのため、トレーニングは娘が生まれる前に比べて後回しにすることが増えたとか。
また、自分が母親になったタイミングにも満足していると語った。「35歳で母親になった。それまでに人生で多くの目標を達成できたからこそ、母親として誰かのために尽くす準備が整ったと感じている」とケイティ。「これまで多くの山頂から景色を見てきたけど、今が一番素晴らしい景色なんだ」
オゼンピックにまつわる噂についてジョークを飛ばした
最近、体重を減らしたほとんどのセレブが糖尿病治療薬「オゼンピック」を使ったという噂に直面しており、ケイティも例外ではない。『デイリー・メール』誌によると、彼女は10月の40歳の誕生日パーティーで、オゼンピック(OzempiKP)と書かれた空のミニ注射器をグッズバッグに入れて友人たちに配り、その噂を笑いの種にしたとか。
でも、内部関係者によると、彼女は食事や運動に対し、これまで以上に厳しく取り組むようになったそう。「彼女は、新しいアルバムのショーを控えているから、トレーニングに励んでいるよ。今こそ、外見にも磨きをかけるときだからね」
ケイティはフィアンセのオーランド・ブルームのルーティンも取り入れている。関係者によると、「二人は同じ食事をし、同じようにトレーニングをしている」とのこと。「ケイティは加工食品をほとんど避け、飲酒も控えめにしている。その新しい習慣を守り続けているから、彼女は信じられないほど美しくなっている」
※この記事はアメリカ版ウィメンズヘルスの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。
Text: Korin Miller Translation : Yukie Kawabata