ドジャースから今オフにフリーエージェント(FA)となったクレイトン・カーショー投手。3度のサイ・ヤング賞に輝き、通算212勝の実績を誇る左腕の動向には注目が集まっている。
そんななか、ドジャースの地元メディアがカーショーの現状について言及。シーズン後半にも復帰すると見通しを立てている。
■複数の手術を受けてリハビリ中
カーショーは2024年、シーズン途中に復帰を果たしたものの、7試合の登板で2勝2敗、防御率は4.50の成績。8月下旬の登板を最後に再離脱し、オフには左足親指や左膝半月板などの手術を受けて、リハビリをしながら再契約を窺っている。
地元メディア『ドジャース・ネーション』は「ドジャースのGMがクレイトン・カーショーの2025年フリーエージェントに関する最新情報を発表」と題した記事を掲載。カーショーについて「未来は明るい」と展望し、「今シーズン前半のほとんどを欠場するベテランは、複数の手術から完全に回復して、後半戦に復帰すると見込まれる」とシーズン途中の復帰に期待を寄せている。
今オフ先発陣の補強に成功しているドジャースだが、「カーショーがドジャースに復帰すれば、ロサンゼルス史上最高の先発ローテーションに加わることになる」と言及。「ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、ショウヘイ・オオタニ、ヨシノブ・ヤマモト、ロウキ・ササキ、トニー・ゴンソリン、ランドン・ナック、ボビー・ミラー、ダスティン・メイらが役割を果たす」と日本選手3人を含む6人制の先発ローテ形成につながると見ている。
記事内ではカーショーがドジャース一筋で現役を終えたい希望も記されており、36歳を迎えたベテランは球団と相思相愛とされる。はたして、見立て通りにレジェンド左腕が後半戦の先発ローテに加わってくるのか。