15年連続1位だった「トイ・プードル」が首位逃す
ペット保険の「アニコム損害保険」が、最新の『人気犬種ランキング2025』を発表しました。
2008年より調査を始めた同社。それによると、3位は「チワワ」で、昨年同様の結果でした。昨年まで15年連続首位だった「トイ・プードル」は、僅差で2位となりました。
ランキング1位は、2008年の調査開始以降はじめて「MIX犬(体重10Kg未満)」が獲得しました。MIX犬は2009年に5位にランクインして以来、徐々に順位を上げ、昨年の2位からランクアップしての1位獲得となりました。
TOP10のうち、中型犬は「柴」と「フレンチ・ブルドッグ」の2犬種で大型犬は入っておらず、依然として小型犬の人気が続いています。
1位のMIX犬につうて詳しく見ていきましょう。MIX犬とは、両親が同じ犬種の組み合わせでも個体ごとに異なる容姿が魅力のひとつです。同社がMIX犬の飼い主に行ったアンケートによると、犬種の組み合わせで最も多かったのは、マルチーズとトイ・プードルを両親に持つ「マルプー(17.1%)」で、「チワプー(8.8%)」「チワックス(8.2%)」が続きました。
また、「MIX犬の種類も決めて迎えようと思っていた」「種類に関わらずMIX犬を迎えようと思っていた」を合わせると、半数以上が、最初からMIX犬を念頭に置いて迎える準備をしていたことがわかります。MIX犬の存在が一般化しているといえそうです。
(LASISA編集部)