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過酷な生い立ちを持つ娘と冷酷な大佐…異世界日本を舞台に繰り広げられる和風純愛ストーリーに読者から「惹き込まれる」など多くの反響【作者インタビュー】

  • 2025.1.30
『黒妖の花嫁』が話題 (C)Sawaki Otonaka/Miyako Miyano/FUNGUILD

【漫画】夜妖人と人間が共生する世界で蔑まれて育った娘と美形で冷酷な大佐…障害の多い二人の恋の行方に「良質なストーリー」など反響続々

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、2024年10月18日に原作者の宮之みやこさんがX(旧Twitter)に投稿された『化け物と呼ばれた娘が、訳アリ大尉の最愛になるまで』をピックアップ。

本作はcomicスピラで連載中の漫画『黒妖の花嫁~忌み嫌われた私が冷酷大尉に愛されるまで~(作画・音中さわき、原作・ 宮之みやこ)』の5話にあたるエピソード。X(旧Twitter)に本作が投稿されたところ、多くの「いいね」と反響コメントが寄せられた。本記事では、原作者の 宮之みやこさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

虐げられ続けた娘と冷酷大尉の和風ラブストーリー

『黒妖の花嫁』5話(1/14) (C)Sawaki Otonaka/Miyako Miyano/FUNGUILD

人間と夜妖人、二つの種族が共に暮らす異世界の大和場帝国。表向きは共生を選んだ二つの種族だが、人間は夜妖人を蔑んでいた…。名家の娘として生を受けた郁は、白雪のような髪色と淡い目の色を持つ美しい娘。しかし優しかった母は郁が幼いときに亡くなり、継母と異母妹がきてからは夜妖人に似た彼女の奇異な見た目を嫌悪され、使用人以下の生活を強いられるようになる。

将来に希望を持てない郁。しかしある日、郁のもとに縁談話が舞い込む。相手は名家の跡継ぎで美男と評判の軍の大尉(昴)…。ある思惑があって郁に近づいた昴だが、二人はいつしか惹かれあっていき…。異世界日本を舞台にした和風純愛ストーリーに読者から「旦那さんにメロメロ」「続きが気になる」など多くの反響が寄せられている。

原作者・宮之みやこさん「少しでも明るい気持ちになれる作品になっていたら幸い」

『黒妖の花嫁』5話(2/14) (C)Sawaki Otonaka/Miyako Miyano/FUNGUILD

――『黒妖の花嫁~忌み嫌われた私が冷酷大尉に愛されるまで~』には多くの反響が寄せられていますが、どのような点が読者さまに刺さっているとお考えでしょうか。

まずは何においても、作画をされている音中さわき先生の絵の美しさが一番にくると思っています。

その上で、普段冷酷に見える昴が時折見せる照れた顔の威力かなと……!

ストーリーも台詞も知っているはずの私が、いざ漫画を見てそのギャップに悶えまくってしまったので「読者さんたちもきっと同じ部分で刺さったのではないのかな~!」と思っています。

――本作のなかで気に入っているシーンやセリフがあれば、理由とともにお教えください。

『黒妖の花嫁』5話(13/14) (C)Sawaki Otonaka/Miyako Miyano/FUNGUILD

気に入っている部分が多すぎて悩ましいのですが……やはり第5話の〝くりぃむ〟のくだりです。

しれっとした顔で塗っておきながら、その後の自分の行動に気づいて照れている昴の顔が本当に最高なので、他のストーリー未読でもぜひそこだけは見てほしいですね。

――ストーリーを生み出すうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

一番はもちろん主人公郁と昴の恋模様になります。

ですが、周囲にいる人物たちも様々な思惑を持ち、それぞれの人生を経てきたので、そこから絡みあう因果の糸が思わぬ驚きをもたらしてくれることがあります。ぜひそういった部分にも注目して見ていただけたら嬉しいですね。

――今後の展望や目標をお教えください。

この作品がたくさんの方に届けば届くほど、郁と昴の物語がどんどん広がっていくので、今はとにかくたくさんの方に良さが届いてほしいなと思っています。

「さわき先生が描く昴は沼だぞ!」ということを布教したいです(笑)

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

今回WEBザテレビジョン様で取り上げていただけたのも、たくさんの読者様が読んでくださり、そして反響を寄せてくださったおかげだと思っています。

今後も郁と昴の心ときめく物語を、音中さわき先生と一緒にお届けできればと思っていますので、ぜひお付き合いいただけると嬉しいです。

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