50代のA子さんは、周りの目を気にして、自分の好きなファッションを楽しめずにいました。そんな彼女が、あることをきっかけに殻を破り、今ではインフルエンサーと呼ばれるように! いくつになっても挑戦を続け、自分に正直でありたいと思わせられた、素敵なエピソードです。
周りが気になり、好きな服を着れなかった私
私は50代ですが、鮮やかなカラーのファッションが大好き。
しかし、一緒に買い物に行くような友人たちは「50代にもなって、こんな派手な服着られないわよ~! 」と言います。
シックな装いも素敵ですが、年齢を重ねたからといって、好きなファッションを我慢したくない。
しかし、それ以上に周りの声が気になり、結局いつも地味な服を着てしまう自分がいました。
「私もあんな素敵な服、着てみたいわ……」
お洒落なロンドンマダムを見て、感動
そんな私の背中を押してくれたのは、ロンドンで暮らす娘でした。
「ママ、そんなの気にしすぎよ! こっちではね、80代のおばあちゃまが、派手なネオンカラーのワンピースを着て、颯爽と街を歩いているのよ。誰も変な目で見ないどころか、むしろ素敵ねって声をかけているわ」
そう言って娘は、エレガントでお洒落なロンドンマダムのSNSアカウントを送ってくれました。
「まあ、なんて美しいの!」
色鮮やかなファッションに身を包み、大人の余裕が垣間見れる洗練された女性。
夢中になった私は、一晩かけて彼女の投稿を全て見漁りました。
ファッションに年齢制限なんかない
「ファッションに年齢制限なんてないんだわ。私もこんな女性になりたい!」
その日を境に、私の服装は激変しました。
そして驚いたことに、友人たちの反応は予想とは全く違うものでした。
「その服、とても素敵! 私も挑戦してみようかしら」
「A子さん、最近イキイキしてるわね」
私が気にしていたものって、実際はちっぽけで、どうでもいいことだったんですね(笑)
最高の人生を謳歌
あのマダムを真似て、私もSNSアカウントを作成してみました。
フォロワーは増え続け、今や「インフルエンサー」なんて呼ばれるようになったのですから、何がきっかけで人生が変わるかわかりませんね。
年齢に囚われず、いつでも自分の好きなものに正直でいられる人生を、最高に謳歌しています。
【体験者:50代女性・専業主婦、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。