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宿泊せずとも味わえる「ホテル朝食」が今ブーム。選りすぐりの“贅沢な朝食”4選

  • 2025.1.30

「ホテル朝食」はホスピタリティに満ち、リッチな体験ができる安定の選択肢。

中でも、いま最新の朝食をセレクト。ビジター利用できる店をご紹介しよう。

1.三ツ星シェフが率いるホテルの「和朝食」の感度の高さ 「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」

東京カレンダー


東京駅すぐの場所にあるラグジュアリーホテルの朝食を楽しむなら、7階の『MAISON MARUNOUCHI(メゾン マルノウチ)』で。

多国籍のゲストが集うホテルらしく、和洋中でブッフェつきセットメニューを用意し、どれもレベルが高い。

その中でも特に和朝食は、「本日の焼き魚、ご飯、味噌汁、海苔、だし巻き卵、自家製お漬物」という理想的な内容だ。

「和朝食」¥7,500(12月31日までは¥6,500)


焼魚に出汁巻き玉子の組み合わせが基本でこの日の魚は鮭。海苔のほか、自家製漬物など、主に国産食材を使っている。赤と白の合わせみその味噌汁をはじめ、総じて上品で優しい味わい。

これにベーコンやサラダがそろう「コンチネンタルブレクファストブッフェ」がつく。

すべて食材から吟味し、海苔は高級鮨店御用達の有明海産を使うなど、副菜までこだわる。

上質な寛ぎを提供するホテルならではの完成度を誇っている。

【ここが凄い!ポイント】


・Point 1:三ツ星シェフを擁するホテルの美学に触れられる

・Point 2:ふっくらと焼けた鮭と、高級有明海苔で、理想の和朝食を

・Point 3:和洋中から好みで選べる多彩なメニューがそろう

2.「東京の最先端」を食べながら知るリッチな目覚め 「メズム東京、オートグラフ コレクション」

「メズムブレックファスト」¥5,700


白眉は旨みの濃い平飼い卵で焼く「ずわい蟹のオムレツ」。

オムレツの卵は茨城と神奈川で産地を指定して仕入れ、エシレバターで焼き上げる。

サンドイッチは低温長時間発酵で知られる『シニフィアン シニフィエ』のパン。隈元シェフがその美味しさに感激して採用を決めた。右上は「五感ドリンク」。“嗅覚”など、5杯それぞれにテーマがある。

ジャパン・プロダクトのショールームとしても機能しており、「イイホシユミコ」の器や「猿田彦珈琲」などを採用。これほど感性が磨かれる朝食はない。

【ここが凄い!ポイント】


・Point 1:実績十分のフレンチシェフが食材選びから手がける

・Point 2:器作家/デザイナーのイイホシユミコの器で統一

・Point 3:東京の旬グルメがホテルに結集している

3.オランダ出身実力派シェフが再構築した卵かけご飯に驚く 「ホテル虎ノ門ヒルズ」

東京カレンダー


最新ホテルの1階にある『ル・プリスティン東京』はオランダ生まれで自身の店をミシュラン三ツ星に導いたシェフ、セルジオ・ハーマンさんが監修するメインダイニング。

朝食もセルジオさんの独自のアイデアが発揮された逸品ぞろい。

レストランの「朝食ブッフェ」¥6,600(サ別)


メインが9種もあり、好きなディッシュをオーダーでき、さらにブッフェまでつく。メインは人気の洋風卵かけご飯のほか、パンケーキやきつねうどんまであって驚く。

選べるメインの「卵かけご飯“ル・プリスティン”」は、炊き立てご飯に卵黄、グアンチャーレ、ペコリーノチーズなどが乗った熱々のココットで登場。混ぜれば、ハーブも芳しく香る。この日はほかに「栗のパンケーキ」も。ブッフェはサラダやフレッシュジュース、和惣菜も充実。

ブッフェに並ぶ料理もセルジオさんの監修で、細部まで美学が息づいており、朝から幸せな気分に浸れる。

【ここが凄い!ポイント】


・Point 1:スターシェフのセルジオ・ハーマンさんが完全監修

・Point 2:旬の食材を活かした選べるメインは作り立てを提供

・Point 3:ビジター利用を最近始めた知る人ぞ知るモーニング

4.慶応創業の料亭が誇る美味をお好みで味わう 「三井ガーデンホテル日本橋プレミア」

東京カレンダー


江戸小紋の柄を象ったレリーフをエントランスに飾るなど、随所に日本橋という街との一体感が図られたホテルの『日本橋浅田』の朝食は、金沢で慶応三年に創業した料亭『浅田屋』が手がける。

「朝食ブュッフェ」¥3,300


ご飯に味噌汁に加えて、色あざやかな和のおかずが全20種そろう和惣菜ブュッフェが壮観。

米は金沢「ひゃくまん穀」。粒が大きく、もっちり食感が特徴で味噌汁の加賀味噌も上品な味わい。

温かいおかずは出汁巻き玉子ともう一品が基本で、この日はサワラの幽庵焼き。和惣菜も季節によって替わるが、加賀の郷土料理で溶き卵を寒天で寄せた「えびす」や練りゴマから作る「胡麻豆腐」は定番メニュー。

各品がひとり分の小鉢に美しく盛り付けられているばかりか、どれも丁寧に仕込んだ手作りで時季によっては金時草や源助大根といった加賀野菜も登場。

朝から丁寧な和食が味わえるだけでなく、野菜中心のラインナップゆえに食後感もヘルシー。最高の朝が迎えられる。

【ここが凄い!ポイント】


・Point 1:金沢の老舗料亭が常時20種の小鉢を毎朝、手作り

・Point 2:銘々皿に盛り付けられて美しく、選ぶ楽しさもある

・Point 3:米や味噌のほか、加賀野菜も時に登場し金沢を体感

▶このほか:「恵比寿ガーデンプレイス」裏路地にある知る人ぞ知るイタリアン。旨いパスタとワインがたまらない

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