実母が嫁いびり義母になっていた[49]自分を憐れんで結婚したのではないかという思い
「憲一さ。みずほのこと何もわかってない。」とよっちゃんがキッパリと言いました。
よっちゃんによると、みずほさんの方も昔から憲一さんの事をちゃんと意識していたのだそうです。実家の農業を継ぐ憲一さんとの結婚が決まってからは農業の勉強もしていました。父親に甘えてダラダラしている憲一さんよりもよっぱど農業に詳しいとピシャリと憲一さんに伝えました。
「よしえさん、落ち着いて」と少しオロオロする隆明さん。
「お義兄さん、一度お互いの気持ちをみずほさんと話し合った方がいいかもしれません。」と冷静に言う隆明さんですが、「でも、今さら」と憲一さんは自信がない様子です。
よっちゃんは更に憲一さんに伝えました。「みずほは、結婚する時、親を亡くして行き場のなくなった自分を哀れんで結婚してもらったんじゃないかって」
「そうやって言ってたんだよ?」憲一さんにとっては、思ってもみなかったみずほさんの気持ちでした。
続きます。 ママ広場マンガ「実母が嫁いびり義母になっていた」は毎日更新します。おたのしみに!
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi