【写真】うれしそう!鈴木福、大好きなNiziUと一緒に舞台あいさつ登壇
俳優の鈴木福と9人組ガールズグループ・NiziU(MAKO、RIO、MAYA、RIKU、AYAKA、MAYUKA、RIMA、MIIHI、NINA)が、1月29日に都内で開催された映画「野生の島のロズ」スペシャル・イベントに登場。鈴木がオーディション前から応援してきたというNiziUと一緒に仕事ができた喜びを明かす場面があった。
「第97回アカデミー賞」ノミネートの話題作
同作は「シュレック」や「ボス・ベイビー」「ヒックとドラゴン」シリーズなど、数々の大ヒットアニメーションを生み出してきたドリームワークス・アニメーションの最新作。野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語となっている。鈴木は、ロズに育てられ立派に成長していく雁のキラリの日本語版声優を務める。
NiziUの9人と共に登壇した鈴木は「皆さん今日はお越しくださってありがとうございます…WithU(=ファン)の鈴木福です!」と笑顔であいさつして会場を沸かせると、「(NiziUが)デビューする前のオーディションのときから皆さんを応援しているので、皆さんと一緒にお仕事をするのが一つの目標でした。今日目標がかなってうれしいです」と感慨深い表情で伝え、メンバーから「ありがとうございます」「うれしいです」と感謝されていた。
アメリカでは2024年9月に公開された今作。2025年3月に授賞式が行われる「第97回アカデミー賞」にて、長編アニメーション映画賞、作曲賞(クリス・バワーズ)、音響賞の3部門でノミネートされたことも先日発表されたばかり。
それを受けて、鈴木は「去年の夏くらいに、これ(声優)をやるかもしれないってなっていた頃にアメリカに行ったら、大きい看板がたくさん並んでいて。盛り上がっているんだなと感じて、より気が引き締まった中で声を録っていたので、本国でも評価されていてうれしいなと。その分、僕たちも日本語版を大切にやったので、皆さんにたくさん見てもらえたらなという思いです」と、力を込めた。
そんな国際的評価を受ける作品でスペシャルソングを担当することになった気持ちを聞かれ、NiziUのMAKOは「このお話を頂いた際は、すごくビックリしたんですけど、『AlwayS』という楽曲は私たちにとってもすごく大切な曲なので、本当に光栄です」と喜びを語った。
また、メンバー全員で字幕版を鑑賞したそうで、MAYAは「すごく号泣しました。映画の最中も後ろから、横から、鼻をすする音が止まらなくて(笑)。映画が終わったときに明るくなって、隣と後ろを見たときにメンバーが大号泣の嵐で…。それだけすごくいい映画ですし、私たちの『AlwayS』もピッタリなので、ダブルで感動が伝わってくる映画になっているなと思いました」と感動したことを打ち明け、他のメンバーもうなずいていた。
「AlwayS」スペシャル映像が解禁に
さらに、今回のイベントではNiziUの「AlwayS」と「野生の島のロズ」の世界観が見事にマッチしたリリックビデオのようなスペシャル映像も解禁に。
大スクリーンで映像を見たRIOは「泣いていいならば泣きたかったです(笑)。公開されてから何回も見に行きたいなと思っているんですけど、10回見てもきっと10回泣いて、すべて違う感覚で見られるんだろうなと思うので。本当にいろんな方が見てくださったらうれしいなと。いろんな方の心に残る作品になって、私たちの楽曲ももちろん愛していただけたらいいなと思います」と、目頭を熱くしながら感想を語った。
そして鈴木も「あらためてこの曲いいなって思いましたし、皆さんの歌声もすてきで、この作品の良さが詰まっている映像だと思いました」と感動の面持ち。
ちなみに鈴木は先日NiziUのライブに参戦したときにも、同曲を生で聴いたそうで「そのときは映像はなかったんですけど、皆さんの歌声を聴きながら、ロズとキラリのあのシーンとここの部分が合うだろうなって。すごくすてきだなと思って聴いていました」と、作品に思いをはせながら楽しんでいたことを明かした。
最後にMAKOは「今年に入ってまだ間もないんですけど、今年一番泣ける映画だと思っています。皆さんもぜひたくさん見てください」と呼び掛け、鈴木も「すごく感動していただける映画だと思います。1回見て、2回見ていろいろな角度から楽しんでただけると思いますし、『AlwayS』を聴いて、もう1回見て、聴いて、もう1回見て…何度でも楽しんでいただけたら」とアピールし、締めくくった。
映画「野生の島のロズ」は、2月7日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー。
◆取材・文・撮影=松崎太陽(STABLENT)