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「成人式を終えたご家庭へ」着物専門家の注意喚起に3千いいね「NGやらかしてた」「今まさにやってる」

  • 2025.1.29

この記事ではX(旧Twitter)でバズった投稿を紹介します。今回紹介するのは三島染色補正店 四代目/三島正義(@kokounosyokunin)さんが投稿したあるエピソードです。皆さんは、着物の正しいお手入れ方法をご存じですか?洋服とはまるでお手入れ方法が違う着物。洗濯やクリーニングには、正しい知識が必要ですよね。七五三や成人式など、晴れの日に着る機会があります。着物のお手入れについて、ぜひ学んでください。

知っておきたい、着物の正しいお手入れ方法

着物と洋服の洗濯方法はまったく異なります。繊細な着物は正しく傷ませずにお手入れしたいものですね。

投稿者・三島染色補正店 四代目/三島正義さん。着物の正しいお手入れ方法を教えてくれました。

ママリ
成人式を無事終えたご家庭へ。
お子さんが使った着物や長襦袢。帯、帯揚げ、帯締め、袴や羽織は着物ハンガー(広幅の洋服ハンガーでも全く構いません)に掛けて最低二週間は紫外線や照明が当たらないように陰干ししましょう。
着物、長襦袢は裏返して干します(汗は身体に近い方により付くからです)帯は中の芯が湿気ていますから三週間干します。
そしてその後、照明による明るい部屋で着物や帯を良く点検しましょう(眼の動きというのが大切です。ゆっくり目線を移動させる事が、良く見るという事です)
シミが見つかればそこだけをしみ抜きにお願いします。(着物クリーニングではなく、しみ抜き組合と検索して本当の専門家に)
たった二、三度しか着てない着物を丸洗いに出しては絶対になりません。後世に引き継ぐ事は難しくなります。丸洗いを真っ先に薦めてくる店に出してはなりません。
拡散希望 X「三島染色補正店 四代目/三島正義」(https://x.com/kokounosyokunin/status/1878766863804694907,2025年1月16日最終閲覧)

着物はとても繊細で、お手入れ方法を間違ってしまうと傷んでしまうことも。大切な着物を長く着ることができるように、その日の思い出がきれいな形で残せるように、正しいお手入れをしたいですね。

ポストの後、着物の種類によっては陰干しの期間を1週間に、という補足も投稿されていました。

ご意見を頂きましたので補足と訂正をさせて頂きます。
縮緬や御召織物(しぼと言う生地の表面に凹凸が全体にある物)で厚手の生地の着物は陰干しは一週間までになさって下さい。表地が生地自体の重みで伸びる可能性がありますね。そうなるとあちこちの縫い目がヨレヨレしてくる可能性が出て来ます。ただそんなに生地を引っ張ってしまうほどの厚みと重たさのある着物がどれだけあるのかと言えば難しい所ですが、可能性の問題として訂正させて頂きます。 X「三島染色補正店 四代目/三島正義」(https://x.com/kokounosyokunin/status/1879755603847062013,2025年1月24日最終閲覧)

この投稿に「NGやらかしてた」「2、3日しか干してなかった」「今ちょうど2週間ほど干している」などのリプライが寄せられました。リプライでは、投稿者の三島染色補正店 四代目/三島正義さんがお手入れについて補足も投稿しています。

今年着物を着た方は、お手入れを見直してみてはいかがでしょうか。

著者:ゆずプー

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