家が書類で溢れない整理方法をご紹介!
郵便ポストに投函されたり、何かのサービスを契約すると必然的にやってくる書類。後で処理しようとしばらく放置しておくと、書類置き場が散らかってしまっている方も多いはず。今回は楽家事アイデアに詳しい「らくらく奥様」さんが、書類整理の方法を紹介してくれました。紙類を増やさないひと手間や、分類する際のテクを解説してくれましたので、書類整理でお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
書類整理をする前にやっておくこと
ポストに投函されるチラシやDMなど、書類は自分の意志とは関係なく家の中に入ってくるもの。いらないものや、役目が終わった書類を取っておくと家の中が散らかりやすくなってしまいます。今回は書類整理の方法や分類方法をご紹介。まずは書類の整理を始める前にやっておくと良いことをご紹介します。
1.いらない書類を家に入れない
まず、「広告チラシお断り」のステッカーをポストに貼るなどして意思表示するのがおすすめ。このステッカーは100均のワッツや、Amazon、楽天などでも安く買うことができます。
また、贈られてくるDMについても投函されないよう対策しておくのがおすすめ。開封前であれば「DM不要」や「受け取り拒否」と封筒に書いてポストに投函するか、郵便局に持って行くと送信元に返送されます。
2.郵便物はすぐに開封して分類する
郵便受けに投函された郵便物は、その日のうちに開封して分類するようにします。その日のうちに出来ない場合は玄関の目につく場所に置いておき、なるべく早く対処するようにします。玄関にクリアファイル、シュレッダーなどを置いておくと作業がしやすいのでおすすめです。
3.役目が終わった書類はすぐに捨てる
料金のお知らせは支払い後、記録したら捨てる。期限の切れた保険などの契約書類は更新時や解約時に捨てるなどして、なるべく書類をため込まないようにします。
書類整理に向けて知っておくこと
書類を整理するうえで知っておいていただきたいのはこちらの3点。
1.家にどんな書類があるのか
2.何のために保管しておくのか
3.いつ入ってきてどのように出ていくのか
これらを把握してから書類を分類していくのがスムーズです。
『使う』『見る』『保管』3つのパターンに分けて分類する
おすすめの分類方法は、以下の3つのパターンです。
・使う書類(1年で出入りする):料金のお知らせや税金の通知書、確定申告の控除証明書
・見る書類:契約中のサービス、取扱説明書、税金の通知書
・保管する書類:不動産関係など
動かすことが多い書類とそうではない書類を分類しておくことで、無駄な動きがなくなりスムーズに出し入れができます。
『使う書類』の保管方法
使う書類は、1年間のルーティンで出入りしている書類になります。医療費や公共料金、税金や検診のお知らせなどを分類して、出し入れしやすい引き出しタイプのレターケースに収納しています。
DATA
アイリスオーヤマ┃ターケース A4ターケース A4浅型10段
『使う書類』スペースは玄関にに置くのがおすすめ
たくさんの書類が入ってきますが1年以内にここから出ていくので書類で溢れることはありません。郵便で届くものが多いので、処理がしやすい玄関に収納スペースを設置しています。
郵便で届く通知書は届いたらすぐに開封して、中に入っているチラシや不要なものはすぐに捨てます。料金のログを残したい方はクリップボードに挟んだ紙に料金だけを記入してとっておくと、料金表の紙を取っておく必要がなくなるのでおすすめです。
『見る書類』の保管方法
見る書類は、契約中のサービスに関する契約内容、期間、ログイン情報など後で調べたいときに使う書類になります。こちらは家族がわかりやすいよう個別フォルダーでファイリングしていて、マイナンバーの番号や、基礎年金番号を知りたいときなどに活用しています。住民税、固定資産税、自動車税、国保の通知書は、記録した後にまとめて『見る書類』コーナーに移動しています。
DATA
無印良品┃ポリプロピレンファイルボックス
取扱説明書や保証書の整理方法
取扱説明書や保証書はできるだけよく見るものだけを残し、見ないものは処分するように心がけています。部屋別に分類してファイリングしておくと、エラーコードがあったときや、お手入れ方法などもパッとわかるのでおすすめです。保証期間が過ぎたものはすぐに破棄できるので、取扱説明書と保証書は別にしておくと便利です。
『保管する書類』の保管方法
保管する書類は、不動産に関する書類などになります。家を売るときや増築する際に必要になるので、自分の意思では捨てられないものばかり。しかし頻繁に見たり出し入れしたりすることはないので、クローゼットの奥にしまいこんでいます。
【まとめ】書類の整理は目的を意識すると◎
今回は、家の中でにやってくる書類の整理方法についてご紹介しました。書類のカテゴリーや保管期間別に書類を分類するよりも使う、見る、保管するなど目的別に分けると、分類がしやすくなります。 ご家庭それぞれ必要なもの、不要なものは変わってきますし、使いやすさも人それぞれではありますが、どうやって整理すればいいかお手上げ状態の方はぜひ、今回ご紹介した方法ですっきり整理を進めてみてはいかがでしょうか。
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