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【吉祥寺】創業1979年 時を超えてセンスの光る、古き良き喫茶店「珈琲 立吉」

  • 2025.2.19

こんにちは!地域特派員のふわこです。 吉祥寺をよく知る方にとって、喫茶店といえば「立吉」の名をあげること、多いのではないでしょうか。 今回ご紹介する「珈琲 立吉」は1979年に先代が開店し、2代目である今の店主さんに継がれ昨年9月に45周年を迎えました。 古きが繋がれる中、きらきら瑞々しい新鮮な花が咲いているような…そんな素敵なお店です。

吉祥寺の街。井の頭公園に向かう七位橋通りの途中で曲がった場所

出典:リビングむさしのWeb

吉祥寺駅南口から出て徒歩5分。井の頭公園に向かう七位橋通りの途中で右折した所に、老舗「珈琲 立吉」があります。 品性ある佇まいです。

創業時から受け継がれるクラシカルなインテリア、落ち着きの空間

出典:リビングむさしのWeb

お店に入り座った席の目の前は、こだわり感じるアンティーク家具の数々、壁に飾られたアート。すべてがクラシカルな雰囲気で一体となっていて、その中にいる自分も自然と溶け込むように心が落ち着きます。

出典:リビングむさしのWeb

そして見上げて…目を奪われたのがこちらのランプ。可憐な形、透明感あるブルー。なんて素敵!と感動していたのですが、(あとで店主さんからお聞きして…)このランプは北海道の北一硝子さんで作られた手吹きのもの。店主さんのお父様である先代は、創業するにあたり、まずこれらのランプを付けたいという意志からお店作りされていったそうです。その思いが今も生きてるからこそ、照明が映えているのですね。

香り高い珈琲と、ザクっと美味しいスコーンをいただく

出典:リビングむさしのWeb

テーブルに置かれたメニューも、レトロ感。シンプルに、珈琲と裏面の紅茶だけのメニュー。純喫茶らしさを感じます。

出典:リビングむさしのWeb

お願いしたブレンドです。クラシカルなインテリアに似合って、絵になります。 香り高くて濃い目の味。それでいて優しい。伝統の『立吉の珈琲』を味わうひととき。

コーヒーカップ&ソーサ―は「大倉陶園」のもの。珈琲の上質さが際立ちます。

出典:リビングむさしのWeb

そして、楽しみにしていたスコーンが来ました。本日はスコーンが3種用意されていて、プレーン&苺ジャム、バタースコッチ、林檎とクルミ がありましたが、今回はプレーンでの注文。

出典:リビングむさしのWeb

「立吉」さんで出されているスコーンは、吉祥寺駅南口近くの「グラニー」さんで作られているものだそうです。ザクザクした食感が本当に美味しいです。プレーン味には甘い苺ジャムが良く合う! 帰り道で、ぜひ「グラニー」さんのスコーンを買おうと心に決めました。

出典:リビングむさしのWeb

スコーンの入ったお皿が素敵。店主さんにお聞きすると、フランスのアンティークのものだそうです。ラヴィエと呼ばれるお皿。うっとり心惹かれる…。

古くからの家具や調度品。ひとつひとつにセンスが光る

出典:リビングむさしのWeb

お店の中の家具や調度品は、開店当時からずっと大事に使い続けられているものばかり。ひとつひとつに先代のこだわりと2代目の店主さんの感性が込められています。

その中でも特に惹かれたのが、こちらの長椅子です。スッとシンプルながら、クラシカル。お聞きしてみると、元々は教会の長椅子。それを気に入って、開店時に取り入れ、そのままずっと使われているそうです。 今回お店で過ごした中、どこか清楚で厳かな心地良さを感じたのは、この長椅子が醸し出す気配だったのかも…。

古きものをセンスよく選んで取り入れ、それがまた時を超えてきらきら生き続けている。「珈琲 立吉」は素敵なお店です。

珈琲 立吉

住 所 :東京都武蔵野市吉祥寺南町1-15-5

アクセス:吉祥寺駅南口(公園口)より徒歩5分

電話番号:0422-48-4450

営業時間:12:00~19:00(L.O.18:30)

定休日 :火曜、水曜

公式HP  :https://www.instagram.com/coffee_tatsukichi/

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