32歳の元日本代表GK、Jリーグ復帰直後に無念の半月板損傷… 「このような困難を何度も…」

Text by 井上大輔(編集部)

今月20日にヘントからJ1の名古屋グランパスに移籍したGKシュミット・ダニエル。

2023年9月以降日本代表から遠ざかっている32歳は、ベルギーで出場機会を失っていたこともあり、帰国を決断した。

だが、28日、名古屋はシュミット・ダニエルが右膝内側半月板損傷と診断されたために離脱すると発表。本人もSNSに日本語と英語でメッセージを投稿した。

「リリースにもありますが負傷により離脱することになりました。

残念な気持ちもありますが、このような困難を何度も乗り越えてきた人生だと思ってます。

必ず乗り越えて今までよりも良い状態で戻って来れるように自分の全てを注ぎます。」

英語では、怪我は悲しいけれど、強くなって戻ってくるのを楽しみにしているとしつつ、メッセージをありがとうと感謝も綴っている。

名古屋は守護神ミッチェル・ランゲラックが昨季限りで退団し、シュミット・ダニエルはその後釜として期待されていた。

クラブとしても本人としても痛い離脱になってしまったが、強くなって戻ってくることに期待したい。