娘の賢さに驚いたエピソードを描いた漫画「子供にお菓子あげなかったら」が、Instagramで1200以上のいいねを集めて話題となっています。
母がこっそり食べようとしていたチョコレートに興味を示した娘。「娘にはまだ食べさせたくない」「ゆっくり食べたい」と思った母が、「これはからいよ」「ママは大人だから食べられるけど」と伝えると、素直に諦めてくれました。しかし後日、娘が大好きな干し芋を食べているとき…。読者からは、「娘さん、賢い!」「完全に大人の心情が分かっていますね」「子どもって思っている以上に大人のことをよく見ていますよね」などの声が上がっています。
娘が虫歯になるのを防ぎたかった
この漫画を描いたのは、ブロガーの「ささこもち」さんです。Instagramやブログ「ささこもち帳」などで漫画を発表しています。ささこもちさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「子供にお菓子あげなかったら」を描いたきっかけを教えてください。
ささこもちさん「子どもの成長を感じるほんわかエピソードとして、皆さんに共感していただけるかも、と思ったからです。きっと私と似たようなごまかし方をしたことのある親御さんは、たくさんいるのでは?」
Q.このとき、娘さんにまだチョコは食べさせたくないと思ったのはなぜですか。
ささこもちさん「そのおいしさを知ってたくさん食べてしまい、大切な歯が虫歯になったら嫌だなと思ったからです」
Q.「からい」という言葉でごまかしていたことが娘さんにバレていたと気付いたとき、どのように感じましたか。
ささこもちさん「とても驚きましたが、同時に『知恵が付いているなあ』とも感じ、うれしくもありました(笑)」
Q.これ以降も、娘さんが「からい」という表現をすることはありますか。
ささこもちさん「自分の好物を、大人も食べようとするときに言われます。また、大人が食べるお菓子を見て『コレなんだあ?』と聞かれたので、『大人のお菓子よ』と事実を伝えたら、『からい?』と聞かれました(笑)」
Q.漫画「子供にお菓子あげなかったら」について、どのようなコメントが寄せられましたか。
ささこもちさん「一生懸命からいふりをしたり、『お酒が入っているよ』と説明したりなど、私と同じように『どうやってごまかそうか』と、工夫してきた人がたくさんいらっしゃいました(笑)。中には、親戚皆で『チョコレートはからいよ』と言い過ぎたせいか、小学校に上がるまでお子さんが怖くてチョコレートを食べられなかった、というエピソードもありました」
オトナンサー編集部