5人組男性アイドルグループDKZのメンバーで俳優としても活躍するパク・ジェチャン。韓国BLドラマ『セマンティックエラー』で大ブレイクしForbes Koreaが選ぶ「2022年のライジングスター」にもピックアップされました。23歳とまだ若いですが2024年には韓国ドラマ『遊んでくれる彼女』にも出演しフレッシュな演技力で俳優としても大注目なんです。
2024年12月21日(土)に日韓同時配信がスタートしたばかりの『チェックイン漢陽』では、そんな彼の魅力的な演技を楽しむことができます。『チェックイン漢陽』はLeminoの【韓流・アジアジャンル週間ランキング】では、どんどん順位を上げ1/11~1/17には1位を記録。韓国ではNetflix総合ランキング1位を記録しその後もTOP10をキープするなど、いま勢いのある話題沸騰中の大注目作品です。
『チェックイン漢陽』あらすじ
舞台は朝鮮時代、漢陽(ハニャン)のど真ん中に位置し、王宮よりも煌びやかだと言われる朝鮮最高の旅閣、「龍天楼(ヨンチョンル)」。
そこに父の無念の死の真相を突き止めるため、女性であることを隠し男装して潜入したホン・ドクス(キム・ジウン)。王室を救う鍵となる「黃銅金匙」を見つけるため「龍天楼」に潜入した王子、イ・ウン(ペ・イニョク)。「龍天楼」の後継者であることを隠し、見習いとして入ってきたチョン・ジュナ(チョン・ゴンジュ)。没落した家門の再興を目指し誰よりも「龍天楼」での成功を夢見る青年、コ・スラ(パク・ジェチャン)。
それぞれが秘密を胸に秘め、「龍天楼」に集まった4人の若者たちが織りなすのは愛と絆、そして復讐──。
ドクスとイ・ウンは「龍天楼」に入る前からの悪縁。いつもケンカが絶えません。その2人が巻き起こす騒動に巻き込まれてしまうジュナとスラ。いつしか4人は問題児チーム「ハオナ(ですが)四人衆」と呼ばれるように。
4人は「龍天楼」で様々な苦楽を共にするうちにかけがえのない親友となって行きます。その中で、イ・ウンはドクスに対し友情とも言えない複雑な気持ちを感じて戸惑い、ジュナはドクスが女性であることにいち早く気づき、彼女を守ろうと動くなど、3人の関係性も少しずつ変化していきます。
そして複雑に絡んだ彼らの過去が明らかになっていくにつれ、運命を変えるつらい選択が…。
パク・ジェチャンが演じるコ・スラってどんな人物?
過去に滅びてしまった南海ナメ商団の出身の20歳。自由を愛する詩人のような青年で、商人の家に生まれながらも商売よりも芸術に惹かれるような純粋で心優しい性格。正義と誠実を貫き、「龍天楼」に入り成功することで没落した家を立て直すことを目標としている。しかし問題児の3人であるドクス、イウン、ジュナが起こすトラブルに巻き込まれてしまいがち。最初は問題児たちと距離を置こうとしたものの、同じ部屋で苦難を乗り越えていくうちに親友となり、無敵の問題児「ハオナ(ですが)四人衆」として名を馳せるようになる。
パク・ジェチャン プロフィール
2001年12月6日生まれの23歳、韓国の5人組男性アイドルグループDKZの所属するパク・ジェチャンは2018年にプレデビュー後、2019年に『DONGKIZ ON THE BLOCK』でデビュー。コンサートやファンミーティングを重ね、2022年には韓国最高の音楽プラットフォームGENIE MUSICが開催するK-POP授賞式で「特別賞 ネクストジェネレーション」を受賞。アーティスト活動と並行し2022年には韓国ドラマ『セマンティックエラー』や2024年『我が家』、『遊んでくれる彼女』などに出演。演技へ真正面から向き合う姿勢が魅力で、今後若手俳優としても活躍が期待されています!
インタビュー
──『チェックイン漢陽』はどんなドラマですか?配役のコ・スラというキャラクターについても教えてください。
パク・ジェチャン:ドラマ『チェックイン漢陽』は、若者4人が「龍天楼(ヨンチョンル)」というホテルで様々な出来事を経験し、お互いの絆を深め、友情を確認し合い、次第に親密になっていく姿を描いたドラマです。
私が演じた「コ・スラ」というキャラクターは、常に情熱的で、家の大黒柱として家庭を立て直さなければならないという意志に満ちた人物です。
──本作に出演を決めた理由を教えてください。
パク・ジェチャン:時代劇は初めて挑戦するジャンルで興味を持ったことと、お兄さん・お姉さん方との良いケミストリーが期待できたので参加することにしました。
──『チェックイン漢陽』の注目ポイントはどのような点でしょうか。
パク・ジェチャン:最初は「ハオナ(ですが)四人衆」のみんなが互いに警戒していたのですが、さまざまな事件を共に乗り越えるうちに、絆が深まり、お互いを信頼し合う姿が見どころです。
──コ・スラの魅力についてどう思われますか?
パク・ジェチャン:スラは非常に真っ直ぐなキャラクターです。しかし、「ハオナ(ですが)四人衆」と出会い、友達に対する友情という言葉を少しずつ知っていくうちに心を開いていき、友情にも忠実になっていく姿が魅力的だと思います。
──コ・スラは没落した家庭を立て直すために「龍天楼」のインターン士官として働き始めます。もし自分だったら、同じ状況でどのような行動をとったと思いますか?
パク・ジェチャン:私もスラと同じように、龍天楼に入社するため、頑張って与えられた仕事を解決すると思います。家族を守りたいという気持ちが大きいからです。
──ジェチャンさんとコ・スラの似ているところ、違うところがあれば教えてください。
パク・ジェチャン:似ている点としては、スラも初対面の人となかなか仲良くなれないようなのですが、私も人見知りが激しいので、その点では似ていると感じました。違う点としては、スラは型にはまった行動を好み、常に正しいことをしようとする人物ですが、私はそこまで型にはまった行動はできないと思います。
──コ・スラを演じながら、特に気をつけたり、努力した部分についてはいかがでしょうか。
パク・ジェチャン:スラというキャラクターの感情線がとても複雑だと感じました。ある時は「ハオナ(ですが)四人衆」が自分の全てであるかのように振る舞いますが、一方で家庭の心配や龍天楼の入社試験に合格しなければならないという思いで理性を持とうとする、そんな複雑な感情がスラにはあるのですが、そのような感情をうまく表現しようと努力しました。
──コ・スラというキャラクターが、ジェチャンさんにとって新しい挑戦だった部分はありましたか?
パク・ジェチャン:新たな挑戦というよりは、私が引き受けた役柄なので、スラという役をどうすればスラらしく表現できるかをたくさん悩みました。
──ジェチャンさんが考えるイ・ウンとホン・ドクスの魅力を教えてください。
パク・ジェチャン:イ・ウンというキャラクターはとても重厚な人物だと思います。知らぬ間に裏で助けてくれたり、また決定的な瞬間に一番大きな力になって4人組を引っ張ってくれたり、ムヨン君という高い身分を隠していますが、龍天楼生活を一生懸命乗り切る4人組を助けてくれる、そんな姿が魅力的でした。
ドクスというキャラクターはとても頭が良くてしっかりしたキャラクターなので、何事にも自分がやりたいことがあれば、それを完璧にやり遂げるような姿が魅力的なキャラクターです。
──ペ・イニョクさんと共演した感想や印象的なエピソードがあればお願いします。
パク・ジェチャン:イニョク兄さんが時代劇を沢山やっていたので、イニョク兄さんを見てたくさん学びました。言葉遣いから振る舞いまで、学んだことが多く、イニョク兄さんが現場での情報通だったと思います。だから分からないことがあれば、イニョク兄さんに駆け込んで聞いていましたね。
──キム・ジウンさんと共演した感想はいかがでしょう?印象的なエピソードがあれば教えてください。
パク・ジェチャン:ジウン姉さんは現場のムードメーカーだったと思います。いつもおやつや食べ物をたくさん持ってきて、私たちに配ってくれました。そして、現場で撮影に入る前に「頑張ろうね」と声をかけながら、隣で気合を入れてくれたりしたおかげで、良い雰囲気になっていたんだと思います。
──チョン・ゴンジュさんと共演した感想や印象的なエピソードがあれば教えてください。
パク・ジェチャン:ゴンジュ兄さんと一緒に撮影すると、笑いを我慢するのが大変でした。いつも本当に面白いアドリブやシーンを考えてきてくれて、そのシーンをまた共有してくれるので、とても面白いシーンを作ることができたと思います。
──コ・スラは非常に強い正義感の持ち主で、相手が誰であろうと正しいことを言ってしまいます。「龍天楼」では気をつけようと決心したものの、問題児と呼ばれるドクス、イ・ウン、ジュナとグループを組むことになり、最初は絶望的?でしたが、次第に絆を深めていきます。このようなスラの心境の変化についてどう思いますか?
パク・ジェチャン:最初は、ドクス、ジュナ、イ・ウンという友達をすごく問題児で頼りないと思っていましたが、時間が経つにつれてスラもドクス、イ・ウン、ジュナに助けられたり、また、危機的な瞬間にその友達のおかげで生き延びたりするような場面があったので、スラもだんだん心を開いていき、この友達を信じて頼っていたんじゃないかなと思います。
──撮影現場のムードメーカーは誰でしたか?
パク・ジェチャン:先ほども言いましたが、ジウン姉さんだったと思います。
──撮影の待ち時間は何をして過ごしましたか?役者同士でこれをしながら時間を過ごしました!というものがあれば教えてください。
パク・ジェチャン:地方撮影で時間があった時には、一緒にご飯を食べたり、コーヒーを飲んだり、美味しいおやつを楽しんだりして過ごしました。些細なことかもしれませんが、そのような時間が私たちにとって大きな力になりました。
──撮影もほぼ終盤ですが、満足度を100点満点の点数で表すとしたらいかがでしょうか?
パク・ジェチャン:私は70点くらいだと思います。私は人見知りなので、撮影初期にお兄さん、お姉さんたちとあまり仲良くなれなかったのが残念でした。撮影を重ねるにつれてお互いに良いシナジーを受けたからか、撮影初期の頃が少し残念に感じたんだと思います。
──『チェックイン漢陽』で自分の役以外に演じたいキャラクターはありますか?
パク・ジェチャン:できるかどうか分かりませんが、私はキム・イソン先輩が演じたチョン・バンジュの役を演じてみたいです。なぜなら、一番上にいる権力者であり、すべてを持っている人物なので、そのような役も一度演じてみたいです。
──自分の人生を変えた、あるいはターニングポイントとなった経験や作品について教えてください。
パク・ジェチャン:今まで出会ったすべての作品が私にとって大きな経験と学びの場となったので、1つに絞るのは難しいです。今回参加した『チェックイン漢陽』も私にとっては学ぶことが多かった作品です。その都度、本当に貴重だと思う作品と共にしてきたので、すべての作品が大切で有意義なものだと思います。
──最近ハマっていることや趣味はありますか?
パク・ジェチャン:最近、運動を頑張っています。ゴンジュ兄さんと休みの時に会って運動に行ったりもします。元々運動が好きでしたが、もっと好きになりましたね。
──日本に来たらやってみたいこと、行ってみたい場所はありますか?
パク・ジェチャン:日本によく行っていたのに、まだ成功したことがないのですが、本当に美味しい天丼屋さんに行ってみたいです。
──好きな日本語、または最近知った日本語があれば教えてください。
パク・ジェチャン:「くやしい」という単語を習いましたが、「イラつく」という意味だそうです。前、日本に行った際に、メンバーとちょっかいを出し合ってる時に知った言葉で、同じDKZのメンバーであるジョンヒョン兄さんと撮った動画をファンの方々もすごく気に入ってくださったんですよ!
──好きな日本食は何ですか?日本に来たら何を食べに行きたいですか?
パク・ジェチャン:日本の食べ物はほぼ全部好きです。特に焼き肉が大好きなので、もしまた日本に行く機会があれば、焼き肉を食べに行きたいです。
──最後に日本の視聴者の皆さんに一言お願いします!
パク・ジェチャン:日本の『チェックイン漢陽』の視聴者の皆さん、本当に一生懸命撮影しており、楽しく撮影しているので、現場でのそのエナジーが視聴者の皆さんにも伝われば良いなと思います。『チェックイン漢陽』をたくさん愛してください!またジェチャンへも、今後とも多くの関心と愛をお願いします。
パク・ジェチャンが所属するグループDKZが、本作のOSTへの参加しが発表され、ミュージックビデオがYouTubeチャンネル「WE LOVE K」で公開されるなど俳優業もアーティストとしても絶好調。DKZが披露した楽曲『Sunflower』は、ドラマに第3話以降挿入されていて、明るく軽快なメロディーで心が晴れ渡るような気持ちのいいサウンド。個性的な登場人物とスピーディな展開でますます盛り上がっていく本作の没入感を加速させてくれます。
高校生のころから作詞作曲をするなど多彩なパク・ジェチャン。様々なフィールドでの活躍を期待したいですね!
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