元UFCライト級王者エディ・アルバレスは25日(日本時間26日)、米ベアナックル・ボクシング団体主催の大会「BKFCナックルマニア5」でジェレミー・スティーブンスと対戦し、3ラウンドTKO負けを喫した。
アルバレスは試合後に自身のインスタグラムを更新し、右あごの骨折を報告。あご骨が真っ二つになったレントゲン写真も公開し、現地メディアでは「恐ろしいレントゲン写真を披露」「必殺の一撃」として話題となっている。
■「無視しようと全力を尽くしたが、ダメージが大きすぎた」
41歳の元UFC王者アルバレスは、約15年ぶりに地元フィラデルフィアの大会に出場。ペンシルベニア州の格闘技観客動員記録を更新する1万7762人の地元ファンの前で38歳の元UFCファイターと対戦した。
地元ファンの声援を背負い序盤は好調なスタートを切ったものの、試合中に2度ダウン。第3ラウンド終了後にアルバレスのセコンドが試合を中止させ悔しいTKO負けとなった。
試合後にアルバレスは自身のインスタグラムを更新。右あごが真っ二つに折れた頭部のレントゲンを公開し「1ラウンド目か2ラウンド目に致命傷を受けた……無視しようと全力を尽くしたが、ダメージが大きすぎた」とし「私の夜ではなかった」と地元での悔しいTKO負けを振り返った。
米総合格闘技メディア『MMAファイティング』は、「エディ・アルバレス、BKFCナックルマニア5でジェレミー・スティーブンスの『必殺の一撃』であごを骨折したと告白」と題して記事を公開。
「試合で受けたダメージを明らかにする、恐ろしいレントゲン写真を披露した」とし、「これで『アンダーグラウンド・キング』が試合を続行できなかった理由が分かった」と衝撃の写真を紹介した。
アルバレスは日本の総合格闘技イベント「DREAM」でも活躍。2009年にはベラトールと契約し、同年6月に初代ベラトール世界ライト級王座を獲得。2014年にはUFCに初参戦。2016年にUFC世界ライト級タイトルマッチで1ラウンドTKO勝ちを飾り、UFCとベラトールの2団体で王座を獲得した初めての選手だ。
エディ・アルバレスのインスタグラムより(@ealvarezfight)
大歓声の中入場するアルバレス
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衝撃のダウンの瞬間……
Jeremy Stephens TKOs Eddie Alvarez in Philly 😳 (via , )
— Uncrowned (@uncrownedcombat)