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29歳元TBSディレクター、不法移民の命を救いメキシコ全土のニュースで報道

  • 2025.1.28
ABEMA TIMES

元TBS社員で現在はフリーランスの大前プジョルジョ健太ディレクター(29歳)が、メキシコとアメリカの国境を取材中、低体温症で倒れた不法移民を救護し、地元メディアで報道されていたことが明らかになった。

【映像】メキシコ全土でニュースに!移民たちを救う元TBSディレクター

1月25日、東野幸治とあのちゃんがMCを務める番組『国境デスロード』#8が、ABEMAにて放送された。『国境デスロード』は、世界各国にある国境を命がけで越える人々の生活に密着する、ドキュメントバラエティ。本番組の企画・総合演出を手がけるのは、『不夜城はなぜ回る』(TBS系)で知られる、大前プジョルジョ健太ディレクター(以下、プジョルジョD)。プジョルジョDが各国の国境地帯に赴き、なぜ人々は危険を冒しながらも国境を越えなければいけないのか、その真実に体当たりで迫る番組だ。

不法移民対策を重要政策のひとつに掲げるドナルド・トランプ大統領の就任を、約1ヶ月後に控えた2024年12月18日。この日は国連が移民の権利保護を目的として制定した「国際移民day」だった。トランプ大統領就任前の「国際移民day」に、移民たちは期待を抱き、「国境が開かれるかもしれない」という噂が拡散。アメリカとの国境に面するメキシコの街、シウダ・フアレスには、多くの不法移民が集まっていた。今回プジョルジョDは、一縷の望みにかけ、行動を起こした移民たちに密着。「トランプの壁 突破デスロード 不法移民編」が展開された。

ABEMA TIMES

移民たちが望みを託していた噂が、現実になることはなかった。それでも国境前に集まった移民たちは必死に訴え続けたが、状況は何も変わらず。ついにはペンスで国境のフェンスを切ろうとする移民も現れ、ガス弾で攻撃されてしまったのだった。さらに、1人の移民が低体温症で倒れる事態が発生し、その場は騒然とした雰囲気に。プジョルジョDも救護に加わり、移民の体調が回復するまで取材班の車を貸す対応をとった。

ABEMA TIMES

その後のスタジオトークでプジョルジョDは「良くも悪くもメキシコ全土のニュースになって。3、4社ぐらい。メキシコ全国ニュースで、日本人が不法移民を助けたっていう」と報告。ガス弾が使用されたことにより、現場にメディアが集まり、不法移民の救護もニュースに取り上げられる展開になったのだという。これを聞いた東野は「マジで!?」と驚きつつ、「人道的にいいことをした日本人って取り上げるところもあれば、違法に入ろうとする犯罪者を助ける日本人という風にもとられると」と2つの側面を整理して語り、複雑そうに腕組みをしていた。

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