ドジャースの山本由伸投手が27日、自身のインスタグラムを更新。中日の髙橋宏斗投手、ロッテの澤田圭佑投手とともに行った合同自主練習の様子を動画で公開した。
メジャー2年目の山本には多くの期待が寄せられているが、米メディアは屋内練習場で髙橋が着ていたナイキ製の練習着にも注目。将来的なドジャース移籍に期待を寄せた。
■「日本プロ野球最高の投手」と紹介
米メディア『ドジャース・ネーション』は27日(日本時間28日)、「NPB現役最強投手、ドジャースのフル装備で目撃される」と題した記事を公開し、合同自主練習で髙橋が着ていた練習着を取り上げた。「ロウキ・ササキが去って以来、右腕のヒロト・タカハシは日本プロ野球最高の投手と言われている」と紹介。2023年のWBC決勝戦で、アメリカ代表のポール・ゴールドシュミット内野手(ヤンキース)とマイク・トラウト外野手(エンゼルス)を三振に打ち取ったパフォーマンスを称えた。
同メディアは、髙橋は2027年終了後にFAとなる予定で「タイラー・グラスノー投手とフレディ・フリーマン内野手の契約満了と同時期にメジャーリーグへの挑戦権を得る」と今後の展望を記し、「ロサンゼルスへ将来移籍の可能性を示唆した」と大きな期待を込めた。
また、髙橋が山本を「彼の技術や投球スタイル、全てにおいて今まで見てきた中で最高の投手」と評したコメントも紹介。髙橋の山本への称賛は、ドジャース移籍の「最後の一押しになるかもしれない」と付け加えた。
現在23歳の髙橋は、昨季21試合に先発し12勝4敗、防御率1.38でセ・リーグの最優秀防御率を獲得。今季は中日のエースとしてさらなる飛躍が期待される。