2001年よりスポーツトレーナーとしてのキャリアをスタートさせ、今では現役ボートレーサーの専属コーチも務める辻洋介(とぴー)さん。ストレッチ解説イラストが人気を呼び、SNSでも人気を集める辻さんが提案するのは、「2分でおくすり級にお悩みが改善する」という『「おくすり」ストレッチ』です。
1つの部位で2種類のストレッチを3回ずつこなし、ゆっくりじんわりほぐしていくことで、体をリラックスさせ肩こりやむくみなどのお悩みが改善されるかもしれません。
体を労るセルフケア、ぜひ試してみてください!
※本記事は辻洋介(とぴー)著、南島広治監修、月男。イラストの書籍『「おくすり」ストレッチ しんどいカラダに早く効く!』から一部抜粋・編集しました。
巻き肩の猫背に効くストレッチ
スマートフォンやパソコンなどを長時間操作することが多い人は、首から肩にかけての丸まりによって強い巻き肩の猫背になりがちです。大胸筋のストレッチのあとに胸開きを行い、筋肉の柔軟性を取り戻すことで巻き肩の猫背を改善していきましょう。
■1回につき3セット
大胸筋 10秒
・胸をななめ上へ
・大胸筋を伸ばす
・手をななめ下へ
胸開き 10回
・息を吸いながら胸を開き、肩甲骨を内側に寄せる
・息を吐きながら肩甲骨を外側に開く
・ひじとひじを合わせる
【著者プロフィール】
辻 洋介(とぴー)
ストレッチトレーナー。NSCA認定パーソナルトレーナー。メンタルコーチ。1977年生まれ、熊本県出身。2001年よりスポーツトレーナーとしてキャリアをスタート。2006年に「ボディプランニング」を設立し、幅広い層のクライアントへ指導。現役ボートレーサーの専属コーチも務める。X(旧Twitter)では、ストレッチ解説イラストが人気を呼んでいる。
【監修者プロフィール】
医師、南島整形外科理事長、院長。日本整形外科学会会員、日仏整形外科学会会員、日仏医学会会員、福岡日仏協会幹事。訳書に『ガジェリー肩関節外科学 初診からリハビリテーションまで』(医歯薬出版)がある。
著=辻洋介(とぴー)、監修=南島広治、イラスト=月男。/『「おくすり」ストレッチ しんどいカラダに早く効く!』