これは一生に一度の結婚式で【親友の裏切り】にあってしまった、筆者の友人の体験談です。スピーチをお願いしたら、快く引き受けてくれた親友。しかし、“結婚式当日”にありえない連絡が……!?
挙式当日の朝に、スピーチ予定の親友から届いた1通のメッセージ
私は都市部に住む、30代会社員です。これは数年前、私が結婚式を挙げた時のお話です。
私は高校時代からの親友・A子に「披露宴で、友人代表のスピーチをしてほしい」とお願いしました。A子は快く引き受けてくれました。
しかし挙式当日の朝、式場で準備をしている最中に、A子から1通のメッセージが届いたのです。内容を見ると、「ごめん今日は行けなくなった」と一言。
何事かと思い、すぐに電話をかけましたが、何度かけてもA子は出てくれません。状況がわからず混乱していると、A子から再びメッセージが。
その内容を見て、私はさらにショックを受けてしまったのです。
ありえない欠席理由。さらに親友の非常識な行動は続く
その内容は、「昨晩、朝まで飲み会だったから寝坊した。もう新幹線に間に合わないし、二日酔いで体が動かない」という、ありえない欠席理由が書かれていたのです……。
私は半泣きになりながら式場のスタッフに「スピーチする予定だった友人が来られなくなった」と伝えました。
結婚式当日のドタキャンだったため、代役を頼むわけにもいかず。結局、披露宴のプログラムから、新婦友人のスピーチを削除することになってしまいました。
さらにA子の非常識な行動は続きます。挙式後に、A子から「キャンセルにかかった費用は払うから、振込先を教えて」とメッセージが来ました。
私が金額と口座情報を返信すると、「OK! 明日には振り込むね!」と軽い返事が。しかし、そのお金は結局支払われることはなく、催促の連絡をしても返事すらありませんでした。
一生に一度の結婚式だったのに、「A子にスピーチさえ頼まなければ。いや、そもそも招待しなければ良かった」と、数年経った今でも悔やんでいます。
A子は昔から自分勝手な部分はあったものの、ずっと親友だと思っていたため、本当にショックです。今後地元に帰ることがあっても、A子には二度と会うことはないでしょう。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。