壁さえあればどこでもできる「壁ピラティス」。スタジオに通わなくても行える手軽さと、筋力強化や姿勢改善などの効果が実感できることから人気が広がっています。
そこで今回は、家事や育児のすきま時間にサクッとできるエクササイズをご紹介。「体幹を鍛える&自律神経が整う」の一石二鳥がかなう壁ピラティスを、今日から始めてみて!
インナーマッスルを鍛えてぽっこりおなか対策を!
インナーマッスルを鍛えることができるピラティスは、ぽっこりおなかのシェイプアップに効果的です。
エクササイズは胸を大きくふくらませるよう鼻から息を吸い、口から吐き出す胸式呼吸を意識しながら行いましょう。腹筋を引き締めたまま行うのがコツです。足の裏をしっかりと壁につけ体が左右にころがらないように。手は指先までピンと伸ばすことを意識して。
壁に体重をかけるエクササイズなので、体勢を安定させるためにもできるだけ平らで丈夫な壁を選びましょう。
ぽっこりおなかをへこませるエクササイズ
1.あおむけに寝て壁に足の裏をぴったりとつけ、ひざを90度に曲げる
両腕は、肋骨が開かない程度に、頭側に伸ばす。床に手がつかないように注意を。
2.腕を伸ばしたまま、足側に向けて振り下ろす
3.腕を床と平行になるまで下ろし、上半身を起こす
腕を下ろしながら、反動をつけずに上半身を床から起こす。腹筋を意識し、そのままの姿勢でポーズをキープしながら、息をゆっくりすべて吐ききる。
4.息を吸いながら、手と体をゆっくりと戻す
目安は1~4までを1セットとして60秒。5~8回繰り返しを。
壁を使って行うピラティスはバランスがとりやすく、動きがわかりやすいため初心者も挑戦しやすいというメリットが。続けているうちに姿勢が改善する効果もありますよ。年末年始でゆるんだ体を取り戻すために、今日からがんばりましょう~!
「壁ピラティス」のやり方を動画で見る
こちらの動画では今回紹介したエクササイズを含み、合計で6つのエクササイズを見ることができます。
教えてくれたのは……
Marikoさん
NBAバレエ団や日本バレエ協会に所属し、数々の舞台に出演。現役引退後、ヨガ、ピラティス、フィットネスのさまざまな資格を取得し、インストラクターとして活動。夫婦で手がけるYouTubeチャンネル「B-Flow」で、すきま時間で行えるオリジナルメソッドを公開中。登録者数230万人を超える人気コンテンツに。