【大宮】御鎮座2500年へ向けて。武蔵一宮氷川神社境内に、お休み処「氷川茶庭」がオープン！

こんにちは！ 武蔵一宮氷川神社大好きKUMIです！ 今回は神社境内に、2025年1月17日（金）にグランドオープンした氷川茶庭（ひかわさてい）を紹介します。

武蔵一宮氷川神社境内に新たなスポットが誕生！

武蔵一宮氷川神社（以下、氷川神社）は、東京都、埼玉県近辺に約280社ある氷川神社の総本社。三が日だけで毎年200万人以上が訪れる神社で、このお正月も多くの参拝者でにぎわいました。

そんな氷川神社の境内に、リラックスして飲み物やスイーツを楽しむことができる空間として、「氷川茶庭」が1月17日に満を持してオープンしました。

場所は氷川神社境内。三の鳥居をくぐった右手。「額殿」の場所です。

歴史と現代が融合した新しい空間

もともとは、絵馬や奉納額を納めるための建物だった額殿（がくでん）をリニューアルしたこの施設。

歴史的な建物の骨組みや、千社札や額などはそのままに、ところどころに氷川神社にちなんだ「水」と「氷」をイメージしたデザインの照明をつけるなど、歴史と現代が融合した新しい空間として生まれ変わりました。

額殿の千社札や額などはそのまま利用。

エントランスには氷をイメージしたデザイン照明が配置されています。

歴史ある「一の鳥居」を再利用した柱

店内の柱には、一昨年、改修により引退した一の鳥居の一部が再利用されているんです。70年間がんばってきた鳥居の、しっとりとした朱色が内装にマッチしていますね。

注文はタッチパネルで

さていよいよ入店！ 前払い制で、注文はタッチパネルで行います。支払いは現金のみです。

注文した商品はカウンターで手渡しされます。

氷川茶庭といえばこれ！ 早くも人気の「抹茶＆どら焼きのセット」

早くも人気！抹茶＆どら焼きセット。（抹茶は店内提供のみ）

抹茶は、左上の茶筅（ちゃせん）を使って、自分で点てていただきます。お茶を点てるのが初めての人でも大丈夫なように点て方の説明書が付いています。

泡立てのコツは、アルファベットの I（アイの字）を書くように力を抜いて素早くかき混ぜること。

所要時間は約１分。いや～たのしい♪

お茶の世界は、わたしたち日本人でも敷居が高いイメージがしがちですが、これなら誰でも気軽に体験できそう。抹茶も苦くないので、外国人参拝客や子どもでも楽しめると思います。

氷川神社のご神紋つき！真っ白な「どら焼き」

氷川神社のご神紋である八雲印が押された、真っ白などら焼き。白無垢をイメージし、焼き色がつかないように、時間をかけて丁寧に焼き上げているという事でした。

粒あん、塩粒あん、あんバターの３種類。お土産用もあります。

子ども向けのメニューや、ご神紋ラテもあります！

「抹茶＆どら焼きセット」のほかにも、こだわりの豆で淹れるコーヒー、ココア、甘酒をはじめ、サイダーやジュースなども用意。ご神紋が描かれたカフェラテはもったいなくて飲めないかも。

笑顔で接客！フレッシュな店舗スタッフ

フレッシュな顔ぶれの店舗スタッフ。「毎日すがすがしい気持ちで働いています！」と元気いっぱいです。

「伝統ある氷川神社境内で自然を満喫しながらおいしい飲み物やスイーツを味わっていただきたい」とチーフディレクターの志茂星哉（しも せいや）さん（写真左）。

これから夏に向けて、かき氷や洋菓子の販売も計画中とのこと。引き続き目が離せませんね！

雄大な自然に癒やされるテラス席

お店の外にも14席のテラス席があります。抹茶以外のドリンクはすべてテイクアウトできるので、氷川の自然をより近く、肌で感じられる店外で、景色を眺めながらいただくのも一興です。

テラス席からは、夫婦楠や酒樽が見えます。

令和10年、御鎮座2500年を迎える武蔵一宮氷川神社

現在、氷川神社では、令和10年のご鎮座2500年にむけ、さまざまな記念事業が行われています。

今回オープンした「氷川茶庭」もその一環。さらに昨年末には、社務所前の第三駐車場に、お手洗いや休憩所を兼ねた「ゆうすいてらす」が誕生し、参拝者に非常に喜ばれています。

氷川の杜の景色に癒されながら、ほっと一息つける新名所。

氷川神社参拝歴20年のわたし。日本一長い参道も、広い境内も大好きですが、最近年のせいかちょっぴりくたびれることも。なので、こうして大好きな氷川神社の境内に、自然に癒されながらほっとひと息つける場所ができたことは、本当にうれしいです。

古きよきものを未来へつなぐ新しい憩いの場。

氷川神社に行った際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。