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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「581×9」→暗算できる?

  • 2025.2.16
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桁の多い掛け算は、どのように計算をするでしょうか。

多くの方が電卓を使ったり、筆算で計算するのではないでしょうか。

この記事では、「3桁×1桁」の掛け算を暗算で計算する方法を紹介します。

問題

次の計算を暗算でしてください。
581×9

まずは自分自身で答えを出してみましょう。

正しい答えを出せるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「5229」です。

ここで紹介する計算方法は「9を掛ける」計算で利用することができます。

初めは難しいと感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで暗算での計算も可能になるはずです。

(1)581を10倍する(581×10=5810)
(2)5810から581を引く(5810−581=5229)

元の計算は、「9を掛ける」という計算でしたが、「10倍する」「元の数(581)を引く」という計算に分けて考えることができます。

10倍の計算は簡単に可能です。その後、引き算が必要ですが、9の掛け算の手順に比べると、少ない手順で計算できるはずです。

繰り返し練習することで、暗算でも答えを求めることが可能になります。

数学的な式変形

この計算の工夫は、数学的には次のような式変形を行なっていることになります。

581×9
=581×(10−1)
=581×10−581×1
=5810−581
=5229

「9」を「10−1」と変形しています。

その後、分配法則でカッコを外して計算を進めています。

まとめ

桁の多い掛け算は、計算ミスをしやすく、苦手な方が多い問題です。

しかし、少しの工夫をすることで暗算での計算が可能になります。ぜひ日常でも活用してください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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