「何に見える？」あなたは上昇志向？安定志向？【心理テスト】

2025.2.24

上昇志向が強い人と、安定志向が強い人とでは、同じ立ち位置にいても、取る行動が全然違います。上昇志向の人は、常に上を目指していきますし、安定志向の人は、できるだけ早い安定を求めます。どちらがいいというものではないですが、お互いになかなか相入れない部分はあるでしょう。あなたは自分が上昇志向だと思いますか？安定志向だと思いますか？どちらなのか探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ポケットティッシュ

2.唇

3.キーボードの「マイナス」キー

4.リングケース

1.ポケットティッシュに見えた人は「安定志向」

図形がポケットティッシュに見えた人は、安定志向かもしれません。あなたは上昇していくことよりも、できるだけ早く安定することを望む人ではないでしょうか。ローリスクローリターンでも、日々安定して過ごせるのであれば、それが一番かもしれません。人生のいろいろな選択をする場面で、その安定志向が発揮されてきたのではないでしょうか。

このタイプの人は、慎重で気が小さい性格をしているでしょう。予期せぬ事態などは怖いと感じますし、新しい環境も積極的には求めていないでしょう。小さい頃から慣れ親しんだ街で、安定した職業を担って生きていく、それが一番あなたにとっては幸せなことなのかもしれません。もっと上を目指したいという気持ちはほとんど持っていないでしょう。

安定志向が強いため、自分の能力で十分叶うレベルを目指しがちでしょう。少し無理をして上を目指す意義を感じないようです。できるだけリスクを負わずに、つつがなく毎日を過ごせれば、それで良い人ではないでしょうか。能力があるのにもったいないと言われたりすることもあるかもしれませんが、あなたにとっては安定していれば十分なのでしょう。

2.唇に見えた人は「上昇志向」

図形が唇に見えた人は、上昇志向かもしれません。あなたは安定することよりも、できるだけ上を目指すことを望む人ではないでしょうか。ある程度満たされてきても、まだまだ上を目指して頑張ろうとするかもしれません。そうやって上昇し続けることが、幸せだと感じていそうです。人生のいろいろな選択をする場面で、その上昇志向が発揮されてきたのではないでしょうか。

このタイプの人は、向上心が強く欲張りな性格をしているでしょう。新しい環境も積極的に求めるでしょうし、しっかりとチャンスをものにしたい気持ちも強そうです。自分が育った街は軽々と飛び出し、自分を高めることができるなら、転職も移住もどんどんこなしていってしまうでしょう。

上昇志向が強いため、常に自分の能力以上のレベルを目指しがちでしょう。少し無理するくらいが、ちょうどいいのかもしれません。大きなリスクを負うことになったとしても、少しでも可能性があるのであれば、挑戦したい人ではないでしょうか。出世争いなども、どんどん積極的に入って、ライバルを出し抜こうと頑張れる人かもしれません。

3.キーボードの「マイナス」キーに見えた人は「やや上昇志向」

図形がキーボードの「マイナス」キーに見えた人は、やや上昇志向かもしれません。あなたは上昇志向を持つ人ではありますが、それをあまり表には出さないのではないでしょうか。積極的に上昇しようとするのではなく、周りに求められて仕方なく上昇していくような消極的なスタイルを好みがちでしょう。

このタイプの人は、プライドが高く他者評価を気にする性格をしているでしょう。そのため、上に昇っていきたい気持ちは強いのですが、体裁を気にしがちなのではないでしょうか。周りに求められて上に昇らないと、どんな評価をされるか分からず不安になってしまうのかもしれません。

とはいえ上昇志向はありますので、周りから選ばれるような自分でいようとはしているはずです。そのために努力もしますし、無理を押して頑張ることもあるでしょう。期待に応えようとする気持ちも強そうです。そうやって周りの期待感を集めて、自然と上昇していくことを望んでいるのではないでしょうか。

4.リングケースに見えた人は「やや安定志向」

図形がリングケースに見えた人は、やや安定志向かもしれません。あなたは安定志向を持つ人ではありますが、本当は少しだけ上昇志向も持っているのではないでしょうか。ただ、自信がないため、上昇志向を打ち消して安定を求めているのかもしれません。安定していれば十分だと自分に言い聞かせているのではないでしょうか。

このタイプの人は、自分に自信がなく怖がりな性格をしているでしょう。おそらく失敗したりすることが怖くて、上昇できないのではないでしょうか。あなたが本気を出して能力を発揮すれば叶いそうなことでも、ビビってしまって、手が出せなくなっているようです。その分、安定だけは守ろうとするのではないでしょうか。

おそらくある程度の能力はあり、自分でももったいないと思っていたりはするのでしょう。本気を出せば、こんなものじゃないと思う気持ちもありそうです。ただ、やはり手にしている安定感を崩すことは怖く、なかなか踏み出すことはできないのが現状でしょう。確かに思い切ってみれば、上昇はできるかもしれませんが、安定は手放すことになりそうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。