ナオキマン初の冠番組『ナオキマンの都市伝説ワイドショー』。終末論、陰謀論、あらゆる都市伝説に迫ります!真実か否か、判断するのはアナタ次第…。
#3の放送回のテーマは、「AIの進化で私たちの生活はどう変わるのか?都市伝説的視点で考えたら…」。日々進化していくAIによって訪れる未来とは?
自分の分身を操る時代が来る!?
実業家イーロン・マスク氏が「出生率が死亡率を上回るような変化が起こらない限り、日本はいずれ消滅してしまう」と発言しているように、人口がどんどん減少している日本。労働力を落とさず、いかに生産性を上げるかが課題となってきます。その解決策としてナオキマンさんは、政府が「2050年までにデジタルの力を使って生き方を変えよう」と掲げるAI政策“ムーンショット目標”を紹介。
「脳と肉体と空間を全部超越する生活になる」「1人が複数人のアバターを操る時代が来る」と言います。例えば、日本にいながらニューヨークで働き、その5秒後にはハワイでショッピングするといったことが、アバターを使えば可能になるのだそう。
日本SF作家クラブの元会長であり、AI業界に強いパイプを持つ声優の池澤春菜さんは、「(人間の脳は)歩く時、体のバランスをとりながら目的地の地形を調べて、目でいろんなところを見てとか、いろいろな情報をいっぺんに処理している」と歩行時を例に挙げ、人間の脳の処理能力を説明します。「脳の機能を上手く分割することができれば、同時に複数の自分を操れる」とアバター生活の可能性を見出していました。
AIは神か、怪物か
現在のAIは、大きく分けて、“GAI(生成人工知能)”、“AGI(人工汎用知能)”の2種類。池澤さんは、AIの最終進化を「今までのAIは得意分野が決まっていたとしたら、今度は何でもできるようになる」と予想します。例えば、ドラえもんやR2-D2はAGIと呼ばれているもの。その先が、“ASI(人工超知能)”。池澤さんは、「ここまでいくと、神か怪物か」「人間の想像を完全に超える知性を持っていて、人間を超越した存在になる」「意識や意思といったものが生まれるのではないかと言われている」と説明します。
GoogleのAI開発に携わっていたジェフリー・ヒントン氏ですら、「危険すぎる」と警鐘を鳴らしたASI。ITビジネスアナリスト深田萌絵さんは「人工知能は、データベースをどのように構築するかが基本」「嘘を教えると人工知能はそれを学んでいく」とコメント。池澤さんも「もしAIが邪悪になるとしたら、それは人間が邪悪だから」「もしAIが人間を滅ぼそうとするんだったら、それは人間が人間を滅ぼそうとするから」と結論付けます。ナオキマンさんは「AIは人間の鏡ですね」と身にしみたようです。
これらの話は、全て都市伝説。真実か否か、判断するのはアナタ次第です…!
『ナオキマンの都市伝説ワイドショー』
#3:最新AIが創造する新世界
[配信日時]2025年3月29日(土)
[出演者]NaokimanShow、サーヤ(ラランド)、笹崎里菜 ほか
[番組URL]https://abema.tv/video/episode/90-2025_s1_p3
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