スキレットってどんなもの?
家庭でもキャンプでも大活躍の鉄製フライパン「スキレット」。鉄製なので蓄熱性が高く、長時間温度が高い状態をキープできて料理が冷めにくい特徴があります。また、スキレットは調理してそのまま食卓に出せるという手軽さと、見た目のおしゃれさが相まってキャンプでも大人気!
SNSでのおしゃれなスキレット料理の写真や、スキレットを使ったレシピなども多く、キャンプにおすすめなアイテムです。
持ち手が熱くない!調理中も安心のハンドルカバーのすすめ
高温の状態が続くスキレットで、一番気をつけたいのが、ハンドル部分をうっかり触ってしまってのヤケド。熱の伝導率がよいスキレットは、ハンドル部分にも熱が伝わりかなり高温になるので、とても素手で持つことができません。慣れていない場合は特に、通常のフライパンのように触ってしまいがちなので要注意。
そこでおすすめしたいのが、スキレットのハンドルカバー!カバーでハンドルをすっぽり覆ってしまえば、調理中はもちろん、火元から移する時もいちいちミトンや革手袋をはめる必要がなく、安全に使用できます。スキレットで調理してそのまま食卓に出す時も、子どもがうっかり触ってしまいそうで心配な時も、カバーをつけてしまえば安心です。
スキレットのハンドルカバーの種類
ハンドルカバーのおすすめな素材には革製とシリコン製の2種類があります。デザインや性能などを把握した上で、自分にピッタリなハンドルカバーを選びましょう。
革製
素材の質感や、渋いデザインがおしゃれな革製のカバー。耐熱性や丈夫さを兼ねそろえているので、スキレットのカバーとして申し分がない素材です。使用していくうちに、深みがある色に変化していき、使いやすく馴染んでくるのも革製を使う醍醐味!長く使用したい方におすすめの素材です。
シリコン製
カラフルでかわいいカラーが多いシリコン製。シリコンのグリップ性によって、ハンドルが握りやすく、汚れても洗えるのが特徴です。耐熱効果や耐久性にも優れているので、快適なスキレット料理をサポートしてくれます。
スキレットのハンドルカバーおすすめ6選
おすすめなハンドルカバーを紹介します。サイズや素材など、持っているスキレットや使いたい状況に合わせて選ぶのがおすすめです!
ロッジ NOKONA レザー ハンドルホルダー
鋳鉄の調理製品で有名なロッジの革製ハンドルカバー。野球グローブのメーカ―・NOKONAのレザーを使用し、縁がかりがスパイラル状になっており握りやすいのもうれしいポイント。
【基本情報】
・サイズ:5.2×6×14.12cm
・重さ:45.4g
・素材:レザー
ロッジ ミニシリコーンホット ハンドルホルダー
ロッジのスキレット6 1/2や、小型のスキレットのハンドルに合うサイズ。シリコン製なので熱に強く、ハンドルにフィットするので持ちやすいです。色はブラックとレッドの2色展開です。
【基本情報】
・サイズ:1.7×4.1cm
・重さ:30g
・素材:シリコーン
ユニフレーム スキレット レザーハンドル
7、10インチのスキレットに使用できる革製のカバー。牛革でできたナチュラルな印象と、スキレットとカバーが抜けないように固定する紐がかわいく、おしゃれなデザイン。使い込むうちに味わい深さを感じるアイテムです。
【基本情報】
・サイズ:13.2×5.5cm
・重さ:32g
・素材:牛革
キャプテンスタッグ スキレット ハンドルカバー
ポリエステル製のキャプテンスタッグのカバー。カバーをつけたまま料理をすることはできませんが、卓上への持ち運びにはピッタリ。ブラウン、レッド、イエローの3色から選べ、食卓をより華やかに彩れます。
【基本情報】
・サイズ:6.5×11.5×1cm
・重さ:記載なし
・素材:ポリエステルクッション材、合成ゴム
キャプテンスタッグ スキレット レザーハンドルカバー
同ブランドのスキレット25cmまで対応可能です。渋いレザーのデザインがかっこいい、キャプテンスタックのカバー。レザーのカバーとしてはリーズナブルで、安心な日本製のアイテムです。
【基本情報】
・サイズ:7×11.5×2cm
・重さ:記載なし
・素材:牛皮、ポリエステル
C&C.P.H.EQUIPMENT スキレットハンドルカバー
イタリアンレザーを使ったスキレットのハンドルカバーは、頑丈で厚みがあるので熱さを感じさせないつくり。スキレットを火にかける時に、火が届かなければ付けたままの使用が可能です。掛けやすいようにループが付いていたり、おしゃれなロゴが焼印されているかわいいデザインが魅力。
【基本情報】
・サイズ:記載なし
・重さ:記載なし
・素材:牛革
詳しくはこちら:C&C.P.H.EQUIPMENT スキレットハンドルカバー
スキレットのハンドルカバーはセリアやダイソーなどの100均でも買える!
キャンプ用品に力を入れている100円均一ショップでも、実はハンドルカバーが売られています!しかも革製のアイテムが販売されており、スキレットのハンドルはもちろん、メスティンやシェラカップのハンドルにもシンデレラフィットすると話題となり、使用しているキャンパーが増加中。
簡易用のハンドルカバーなので、料理中の使用はできませんが、食卓まで運ぶ際など便利に使えます。100円というお手頃価格なので、ぜひ近くのお店でチェックしてみてください!
ハンドメイドで愛着がわく!簡単スキレットカバーの作り方
おしゃれなキャンパーは、アイテムの一つひとつに個性を出したいもの。色や素材などにこだわってつくれば、より大切なアイテムになること間違いなし。スキレットのハンドルカバーも自作するキャンパーが多く、手軽にできる革のクラフトセットと好きな皮を用意して、ハンドメイドするのもおすすめです!
用意するもの
・表になる布:縦・スキレットのハンドルの長さ・横・スキレットのハンドルの幅×2倍したものに2cm位の余裕を持たせます。表の布に柄がある場合、向きに注意しましょう。
・内側になる布:(いらないタオルでOK) サイズは上と同じ
※火に近づけすぎると燃える危険があるので、できあがりの寸法はスキレットのハンドルの長さよりも短くなるようにしましょう。
作り方
1. 表になる布の裏側に、内側になる布を重ねて、上から1cm位の部分を内側に折って端を並縫いします。糸が表に出るので、布と色を合わせるか、アクセントにわざと目立つ色にするのもおしゃれです。
2. (1)を、内側になる布が表になるように、縦に半分に折り、端から5mm位のところを並縫いし、筒状にします。
3. (2)の下部分を、スキレットのハンドルのカーブに合わせるように、並縫いします。
4. (3)の表裏をひっくり返して、形を整えたら完成です。
ハンドメイドならではの味わいあるハンドルカバー
ほかのキャンパーがどんなものをつくっているのか、スキレット愛用者のカバーもチェック!
スキレットのハンドルカバーをレザークラフトで!
革をカットして編んでいき、仕上げには蜜蝋を塗ってツヤ出し。スキレットのハンドルカバーはつくりもシンプルなので、初めてのレザークラフトにもおすすめです。
上級者編!木製スキレットハンドルカバー
こちらはなんと木を削って作った木製のスキレットハンドルカバーです。専用の器具が必要になるため、手軽に、とはいかないものの、なんとも味わいのある仕上がり。ちなみにこのスキレットハンドルカバーは、取り外してスキレットのふたの着脱にも使える優れものです。
ハンドルカバーを使って安全にキャンプ料理を楽しもう!
キャンプや自宅で盛り上がるスキレット料理!でも、ふとした時に熱々のハンドルに触れて痛い目にあうと楽しい時間が台無しになってしまいます。特に、スキレットを使い慣れていない人や、子どもがいる場合はより注意が必要です。そういったリスクを避けるためにも、スキレットにハンドルカバーを被せて、安全に扱えるようにしておきましょう!