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「冬こそ気になる脇汗・・・」サラサラ美ワキを保つ秘訣があった!

  • 2025.1.27

服に残った脇汗のニオイ……

にべたつく脇汗をかいて、不快な気持ちになったことはありませんか?

夏よりも冬のほうが脇汗をかきづらいイメージがあるかもしれませんが、実は冬の脇汗も要注意なんです。

今回は、冬の脇汗の原因対策を解説します。

1.冬でも脇汗が気になる……原因はどこにある?

脇汗
出典:shutterstock

冬のほうが、夏よりも脇汗のニオイがきつくなりやすいことをご存じでしょうか?

原因を解説します。

1-1.冬の脇汗はニオイが強い

冬は夏よりも汗をかきづらいため、脇汗に含まれる老廃物やミネラルの濃度が高くなり、べたついた汗となります。

汗に多く含まれる老廃物などがエサとなって雑菌が増え、ニオイを発生させるのです。

1-2.重ね着で湿度が高くなる

半袖で過ごす冬に比べて、冬は重ね着でしっかり着こむことが多いので、脇の下が蒸れて湿度・温度が上がりやすくなります

脇の下が蒸れると雑菌が増えやすくなり、ニオイのもとになります。

2.冬の脇汗の正しいケア方法とは?

冬の脇汗対策には、毎日のケアが大切です。

2-1.脇をやさしくしっかり洗う

しっかり洗う
出典:shutterstock

脇を毎日しっかり洗って、清潔に保ちましょう。

強くこすると肌荒れの原因になるため、硬いスポンジは避け、手のひらかやわらかいタオルでよく泡立ててからしっかり洗い流します。

2-2.冬もデオドラント剤を使う

デオドラント剤
出典:shutterstock

脇汗対策の定番ですが、脇の下にデオドラント剤を塗るのも大切です。

「スプレータイプは冷たいから冬はちょっと……」という方も、ロールオンやスティック形のような直塗りタイプなら、ひんやりしづらくておすすめですよ。

スプレー缶よりも小型で携帯しやすく、脇に密着させて塗れるのも直塗りタイプの魅力です。

2-3.温度調節しやすい服を選ぶ

カーディガン
出典:shutterstock

脇汗対策には、カーディガンのように脱ぎ着しやすい服装を選ぶのもポイントです。

冬は外が寒くても、室内は暖房で暑くなっている場合がよくありますよね。

室内に入ったら、汗ばむ前に上着を脱いで体温調節しましょう。

3.冬の脇汗は自律神経へのアプローチも有効

自律神経を整えるのも脇汗対策のひとつです。

更年期のホットフラッシュのように、自律神経が乱れると、季節やタイミングとは無関係に汗が吹き出すことがあるためです。

3-1.深呼吸でリラックス

深呼吸
出典:shutterstock

深呼吸するとリラックスでき、自律神経が整いやすくなります。

息をゆっくり3秒かけて口から吐き、次の3秒で鼻から吸う腹式呼吸を、5〜10分くりかえしましょう。

3-2.毎日お風呂につかる

お風呂
出典:shutterstock

自律神経を整えるためには、シャワーだけでなく、湯船につかるのも大切。

36~40℃のぬるめのお湯で入浴すると、副交感神経が優位になってリラックスできます。

脇を清潔にするためにもおすすめですよ。

3-3.漢方で脇汗をかきづらい体質へ

漢方
出典:shutterstock

「気温が低いのに、なぜか脇汗が止まらない」

「運動していないのに、汗が吹き出してしまう」

そんな症状でお困りの方は、漢方薬でからだの内側からアプローチしてはいかがでしょうか。

内科や皮膚科など医療の現場では、発汗トラブルを根本から治療するために漢方を処方するケースがしばしば見られます。

漢方医学では「気(き)」、「血(けつ)」、「水(すい)」の3つの要素が人体を構成していると考えます。

発汗トラブルの場合、余分な水分がたまってしまう「水」の異常や、からだを動かすエネルギーである「気」の乱れを整えることで、症状を体質から改善できるとされています。

漢方は生薬由来の成分でできていて、からだへ穏やかに働きかけるお薬です。

一般的には西洋の医薬品よりも副作用が少ないといわれているのも、メリットといえるでしょう。

仕事に家事に忙しい現代女性が、毎日ゆっくりお風呂に入ったり服装に気を配ったりして脇汗対策を続けるのは大変ですよね。

しかし、漢方薬なら、毎日飲むだけでよいので気軽に続けることができます。

<脇汗が気になる方におすすめの漢方薬>

・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

疲れやすく、汗をかきやすい方の、むくみ・水太りなどに用いられます。

消化吸収を助けて体内の余分な水分を排出しやすくします。

・加味逍遙散(かみしょうようさん)

疲れやすく、精神不安などメンタルの不調や、便秘の傾向のある方の冷え症、更年期障害などに用いられます。

婦人科でとてもよく用いられる漢方薬で、ホットフラッシュ(更年期の急な発汗)に対して処方されることもあります。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬
出典:shutterstock

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、自身の状態や体質に合っているか、という点です。

うまく合っていないと、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるためには、漢方に精通した薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

最近では、オンライン上で漢方の相談ができるサービスもでてきています。

漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、個人に効く漢方薬を見極めてくれ、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

あんしん漢方(オンラインAI漢方)

4.脇汗ケアで冬も快適に過ごそう!

冬の脇汗はニオイが強くなりやすいので要注意。

脇が蒸れない服を選び、デオドラント剤を使うなどして、しっかりケアしましょう。

漢方でからだの内側から整えるのもおすすめですよ。専門家に気軽に相談してみてください。

イベント盛りだくさんの冬。寒さに負けず、サラサラの美ワキで快適に過ごしてくださいね。

<この記事を書いた人>

薬剤師 越智屋(おちや)ノマ

病院・調剤薬局での勤務を経て、現在は2人の子供の育児に奮闘しながらライター兼ショートショート作家として活動中。薬剤師として磨いた服薬指導・薬歴作成の経験から、「難しいことを分かりやすく」をモットーに記事や小説を執筆。

漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。

あんしん漢方(オンラインAI漢方)

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