【別府駅】店主は狩猟免許所持者のイタリアンレストラン！ジビエ料理に舌鼓

2025.2.15

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！今回は素敵なご夫妻が営むイタリアンレストランをご紹介させていただきますね。

福岡市地下鉄七隈線別府駅の近く、国道202号線から「別府2丁目」交差点を南に入ったら、徒歩1分程で左手に見える「OLLY Befu kitchen」（オーリーベフキッチン）というお店です。

温かい雰囲気♪

店内は明るくてスタイリッシュ。笑顔で迎えてくださるご夫妻に、入った瞬間から居心地の良さを感じます。窓際のテーブル席でゆったりくつろぐのも良いですし、カウンター席でご夫妻との会話を楽しむのもお勧めですよ。

大阪出身の店主・増田篤（あつし）さんと大阪に住んでいた福岡が地元の妻・やよいさんが、2021年に福岡へ移住してオープンしたお店です。福岡の野菜の美味しさや子育ての環境を気に入ったのが、移住のきっかけだったそうですよ。

狩猟免許所持者＆JSAワインソムリエのご夫妻

タイトルで記した通り、店主は狩猟免許所持者！自ら狩猟した動物を販売することは法律上できないのですが、専門の知識を材料の調達や調理方法に活かしているそうです。ランチタイムは、月曜日から水曜日が「サンドイッチ＆珈琲イートインランチ」（900円）、木曜日から土曜日は「パスタランチ」(1800円）を提供しています。水曜日にお伺いした時のメニューは、「自家製皮付きベーコンと目玉焼き照り焼きソース」、「自家製ローストハムとピクルスヴィーガンマヨネーズ」、「自家製スモークサーモンとポテトサラダトリュフオイル」、「自家製鶏ハム大葉巻きハニーマスタード」、「オーリー特製ジビエボロネーゼ」の具材を自家製のフォカッチャでサンドしたサンドイッチがメイン。それに、季節のミニスープと、珈琲・アップルジュース・烏龍茶から一つのドリンクが付いたセットです。アルコールのセット（1200円）とドルチェのセット（＋500円）もありますよ。

ランチから飲めるというのも、嬉しいポイントですよね。やよいさんはJSAワインソムリエの資格を持っているので、料理に合うペアリングを教えてもらうのも良いですね。

手書きの詳しい説明もありましたよ♪

本格ジビエ料理！

せっかくなので、ジビエ肉がいただける「オーリー特製ジビエボロネーゼ」をいただいてみることにしました。始めに「アップルジュース」と「ミニスープ」が提供されます。この日は「かぼちゃのポタージュ」だったのですが、これが驚くほど甘くて、かぼちゃの美味しさが最大限に引き出されているんです。野菜は福岡市西区にある「藍陽農園」から仕入れたもので、「福寿寺」の住職が独自に開発したという「禅農法」で栽培している野菜だそうです。農薬不使用・化学肥料不使用の循環農法で、茶殻やもみ殻などを土づくりに利用することで土の中の微生物が活性化し、健全な野菜が育つとのことですよ。

そしてメインのサンドイッチはとってもボリューミーで、腹ペコさんには嬉しすぎるサイズ！黒大根と紫玉ねぎ、人参の盛り付けがとってもお洒落。色のコントラストにも、店主のセンスの良さを感じます。

この日は鹿肉のボロネーゼでした。粗挽きで食べ応えがありそうなソースは、全く臭みを感じずに、お肉の旨みがダイレクトに伝わる絶品！ジビエ肉について熟知している店主の技が光るソースです。自家製のフォカッチャは素朴な味わいで、ボロネーゼを引き立たせ、相性抜群のコンビネーションでしたよ。

猪肉がボロネーゼに使用される時もあるそうです。また、このボロネーゼはパスタで味わうこともできますよ。野菜の旨みがぎゅっと凝縮されたピクルスと一緒に、おいしく完食しました。「手作りにこだわり、体に良いもの、自然の状態に近いものをおいしく食べていただきたいと思っています。野菜は旬のものを使っていますので、それが常連のお客さんの楽しみの一つにもなっているようです。」と篤さん。