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もう親友じゃないね──恋人や結婚の話をしても【嫉妬と束縛】ばかり。友人関係に終止符を打った瞬間

  • 2025.1.26

学生時代からの親友B子に振り回され続けた知人のA子。
友情とは本来お互いを尊重し合うもののはずですが、B子の嫉妬や束縛がエスカレートし、A子の心に違和感が募ります。
そんな中、恋人との交際や結婚という人生の転機を迎えたA子が下した決断とは?
A子から話を聞きました。

画像: もう親友じゃないね──恋人や結婚の話をしても【嫉妬と束縛】ばかり。友人関係に終止符を打った瞬間

学生時代からの親友──でも少し疲れる関係

A子には学生時代からの親友、B子がいました。

B子は面倒見がよく、優しい一面もありましたが、他の友人にA子を「取られる」ことを嫌がる性格でした。

例えば、A子が他の友人とSNSで楽しく過ごしている様子を投稿すると、「私のことはどうでもいいの?」とメッセージが来ることも。

A子はその態度に少し疲れを感じつつも、気を使いながら付き合いを続けていました。

恋人登場で変わり始めた友情

そんな中、A子に恋人ができ、大切な親友だからこそB子に彼を紹介しました。

ところが、B子は初対面にも関わらず「どうして彼なの? あの人、きっと浮気するよ」と言い放ったのです。

A子が「それは失礼じゃない?」と冷静に返しましたが、B子には「私にはわかる」と譲りません。

その出来事をきっかけに、A子はB子との関係に少しずつ違和感を抱き始めました。

それでもA子は恋人と順調に交際し、数年後には結婚することに。

ただ、B子にこのことを伝えるべきか頭を抱えました。

また何か嫌なことを言われるのではと不安があったからです。

大きな違和感と決断

ある日、別の友人に偶然再会したA子は、結婚の話を伝えたところ、心から祝福されました。

しかしその後、B子から怒りの電話が……。

「どうして私に先に言わないの? 親友でしょ!」と責め立てて来たのです。

この瞬間強い違和感を覚えたA子。

「結婚のことを誰にどう伝えるかは私が決めることだよ」

とハッキリ答えた彼女は、その一件をきっかけにB子との関係を終わらせたいと思うように。

県外に引っ越したこともあり、疎遠になりました。

新しい人生へ──大切な人間関係を

A子は、結婚という新しいスタートを迎える中で、これからは自分にとって大切な人との時間を優先しようと決意。

長い付き合いがあっても、自分を犠牲にする関係を続ける必要はありません。

A子の選択は、友情に悩む多くの人に「自分の幸せを考える勇気」を与えてくれるのではないでしょうか。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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