個性的なキャラクターの持ち主たち
ご存じの通り、芸能界には個性的なキャラクターを持つ人々が集い、プライベートでも一般人とは異なる人生を歩んでいる人々も多くいます。例えば3回の離婚「バツ3」を経験した芸能人たち。彼らは、結婚や離婚という人生の大きな変化をどのように乗り越えてきたのか、その一端を知ることで、彼らの人間味あふれる姿がより魅力的に感じられるかもしれません。
テレビ朝日系ドラマ「相棒」の警視庁刑事部鑑識課・米沢守役などで知られる個性派俳優の六角精児さんは、3度の離婚を経験。2011年に4度目の結婚をしました。そのお相手が、2度目に結婚・離婚した元妻ということでも話題に。
元妻との4度目の結婚について「別れないと気付かないことがあったのではないでしょうか。おそらく」と話しており、どこか悟りを開いているようにも感じます。
1994(平成6)年、第19回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリに輝いたことから人気タレントとなった上原さくらさんは、これまで3度の結婚と離婚を経験しています。2019年12月に一般男性と4度目の結婚をし、そのパートナーとの間に娘さんが誕生しています。
ブログやSNSでは子育ての悩みや自身が闘う病気のことなどをつづるなど、等身大の発信を続ける上原さん。自身のライフスタイルや心境の変化を率直に発信する姿に、同世代の女性から共感を集めています。
展覧会やグッズなど数々のコラボレーションでファンを魅了する、人気写真家であり映画監督の蜷川実花さん。演出家・蜷川幸雄氏の長女としても知られ、そのあふれるクリエイティビティーを携えて世界的活躍を見せています。
プライベートでは3度の離婚を経験した後、2015年に4度目の結婚。子どもも授かり、当時42歳で母親になったことが話題になりました。多忙な日々を送りながらも愛情を注ぎ、家庭と仕事の両立を大切にするその姿勢は、多くの女性に刺激を与えています。
2022年10月、79歳で惜しまれつつもこの世を去ったプロレス界のレジェンド、アントニオ猪木さん。リングの上だけでなく、私生活でも数々のエピソードを残し、その豪快な人生観は多くの人々に勇気を与えました。猪木さんは3度の結婚を経験し、特に1971(昭和46)年から1987年まで結婚生活をともにした女優で歌手の倍賞美津子さんとの関係は、離婚後も“戦友”のような独特の絆が続いたそうです。
一方で、元妻の中には関係が完全に途切れてしまった相手もいたと言われています。それでも「元気があれば何でもできる」の名言通り、猪木さんはチャレンジ精神を持ち続けていたようです。その生き方は、リングの外でも多くの人々に希望と勇気を届けてくれました。
音楽プロデューサーとして一世を風靡(ふうび)した小室哲哉さん。音楽業界での華やかな活躍とともに、プライベートでの浮き沈みにも注目が集まってきました。2002年に結婚したglobeのKEIKOさんとは、2019年に離婚調停中であることが公表され、2020年10月26日に離婚が成立しました。これが小室さんにとって3度目の離婚となりました。
華麗なキャリアを持つ一方で、数々の女性との関係が話題になった小室さん。その生き方や音楽への情熱は、今なお多くの人に感動を与え続けています。
離婚を3度経験した芸能人たちは、それぞれの個性豊かなキャラクターとともに、人生の多様な一面を私たちに見せてくれています。ときに苦い経験を経ながら、人は人間としての深みを獲得していきます。芸能人としてだけでなく一人の人間としての、彼らの生き方に触れることによって、私たちファンもまた新たな気付きを得られているのかもしれません。
(ゆき)