リクルートは、首都圏（東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県）に居住している人を対象に「SUUMO住民実感調査2024 首都圏版」を実施し、その結果を発表しました。本記事では、「教育環境が充実している街（自治体）」のランキングを紹介します。
2位：茨城県那珂郡東海村
2位は「茨城県那珂郡東海村」でした。茨城県の太平洋岸に位置する東海村は、日本の原子力発祥の地として知られ、複数の原子力関連施設が集積する地域です。サツマイモの生産が盛んで、特に干し芋の生産は全国有数の規模を誇ります。
教育面では、少人数学級を採用し、きめ細やかな指導を実現。さらに、外国語指導講師やスタディ・サポーターをすべての小・中学校に配置するなど、充実した教育環境を整備しています。また、充実した住民サービスを提供しており、周辺の主要都市へのアクセスの良さから、教育環境を重視する子育て世帯からも注目を集めています。
1位：東京都文京区
1位は「東京都文京区」でした。東京23区の中央北寄りに位置する文京区は、閑静な住宅街の多いエリアです。東京大学やお茶の水女子大学など数多くの高等教育機関が立地する文教地区として知られています。
区内には図書館や文化施設が充実しており、子どもたちの学びを支える環境が整っています。下町の風情が残る谷根千エリアなど、観光資源も豊富です。複数の鉄道路線が通る交通の利便性の高さも、通学のしやすさにつながっています。
文：田中 寛大