夜中の騒音で寝不足「妊娠中なのに…」しかし「騒音ありがとう…！」迷惑だった騒音に感謝した理由は？

妊娠中、つわりがひどくて寝たきりの日が続いていたとき、マンションのどこかの部屋から、「ズンズンズン」という重低音が響くような音楽がずっと聞こえてきて、それが気になって眠れない日々が続いていました……。

迷惑だと思っていた騒音が…

どこの部屋なのかもわからずとりあえず管理人さんに相談しましたが、注意のチラシを配ってもらっても騒音は続き……。私はイライラして「なんで妊娠中のこんなときに……」と思っていました。

しかし、赤ちゃんが生まれて夜中の授乳で何度も起きる生活になったころ、その音楽が逆に気持ちを支えてくれる存在になりました。新生児の育児は孤独で、夜中に起きていると「私だけがこんなに大変なんだ」という気分になってしまいますが、あの「ズンズンズン」が聞こえると、「他にも起きている人がいるんだ」「ひとりじゃないんだ」と勝手に安心して心強く思うようになり、不思議とその時期だけはありがたく感じていました。

些細なことが心の支えになることもあるのだと実感し、これからの育児も心の支えを見つけて頑張ろうと思った出来事です。

著者：松田 えりこ／30代女性・主婦

結婚10年目のママ。猫アレルギーだが、猫が大好き。

作画：さくら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年1月）

ベビーカレンダー編集部