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【富山県】おすすめ観光スポット18選|世界遺産、歴史的スポットから大自然の絶景スポットまで

  • 2025.1.27

北陸新幹線の延伸でよりアクセスしやすくなった富山県。「立山黒部アルペンルート」や「黒部ダム」など、豊かな大自然を堪能できるスポットや、世界遺産に登録されている「五箇山合掌造り集落」など、訪れるべき観光スポットがいっぱいです! 今回は、『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、富山県のおすすめ観光スポットをエリア別ご紹介。「ガラスの街とやま」の文化を発信する美術館や、世界に一つしかないといわれている「ほたるいかミュージアム」など、穴場スポットも見逃せませんよ。

富山県のおすすめ観光スポット【富山・八尾・立山黒部アルペンルート】

Spot.1【弥陀ヶ原】広大な湿原をハイキング

るるぶ&more.編集部

立山駅からケーブルカー、バスを乗り継いで約40分。到着するのは、ラムサール条約に登録された国際的にも貴重な湿原「弥陀ヶ原(みだがはら)」。大日連山を望む整備された木道を歩き、気軽にハイキングを楽しむことができます。湿原が黄金色に染まる秋の光景も見事!

Spot.2【黒部平】立山連峰と後立山連峰を見上げる絶景!

るるぶ&more.編集部

黒部湖から延びる黒部ケーブルカーと、大観峰へ続く立山ロープウェイをつなぐ中継地点。富山側には立山連峰、長野側には後立山連峰がそびえています。駅前には黒部平庭園や高山植物観察園があり、高山植物を見学しながら散策を楽しむことができるスポットになっています。

Spot.3【黒部ダム】数々の絶景を生む巨大ダム

るるぶ&more.編集部

黒部峡谷に大迫力の姿を見せるアーチ式の巨大ダム。堰堤の高さ186mはなんと国内1位!観光放水を間近に望む展望台など、楽しめるポイントがいろいろあります。

標高1508m、ダム周辺で最も高い位置にあるダム展望台からは、黒部ダムの全景だけでなく立山連峰まで望むことができます。外階段からのスリリングな眺めにも注目!

■ダム展望台(だむてんぼうだい)
営業時間:2025年4月中旬~11月末の営業予定 ※詳細は公式サイト要確認
定休日:期間中無休

るるぶ&more.編集部

こちらの建物はダム堰堤の黒部ダム駅側にある「黒部ダムレストハウス(くろべだむれすとはうす)」で、食事や買い物などが楽しめる黒部ダムの観光拠点。3階建ての建物には、レストランや売店などが入っているため、ちょっとひと息つきたいときに立ち寄れるスポットです。

■黒部ダムレストハウス(くろべだむれすとはうす)
TEL:080-2105-4886
営業時間:2025年4月中旬~11月末の営業予定 ※詳細は公式サイト要確認
定休日:期間中無休

Spot.4【富山県 [立山博物館] まんだら遊苑】立山曼荼羅を五感で体験!

るるぶ&more.編集部

立山曼荼羅に表れた世界観に基づいて、現代アートの作家たちが作り上げた空間を巡ることができる「富山県 [立山博物館] まんだら遊苑(とやまけん たてやまはくぶつかん まんだらゆうえん)」。

まずは、恐ろしい地獄をイメージした地界に入り、立山への登拝路になぞらえた陽の道を通って天界へ。天界は、現世と隔絶した天上の世界を表現した空間。最後には再生へと導かれ、闇の道という真っ暗なトンネルを通って現実の世界へと戻ります。現代アートの造形物には、音・におい・光が加わり、ユニークな空間を演出。「立山曼荼羅」を五感(見・聴・香・触・空)で体験できますよ。

Spot.5【富岩運河環水公園】富山タウンのシンボル・運河に、世界一美しいスターバックス!?

るるぶ&more.編集部

富山タウンのシンボルともいえる運河周辺に造られた「富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)」は、散策にピッタリ。水辺のきらめき、運河にかかる天門橋、行き来するクルーズ船、鮮やかな緑、遠くにそびえる立山連峰など、開放感たっぷりの空間にすばらしい景色が広がります。

るるぶ&more.編集部

散策の途中で立ち寄りたいのが、公園内にあるスターバックスコーヒー。「世界一美しいスターバックス」といわれているそうなので、ぜひ確かめてみてください!

Spot.6【富山市ガラス美術館】「ガラスの街とやま」の文化を発信

るるぶ&more.編集部

「ガラスの街とやま」を目指したまちづくりの一環として建設された美術館。世界的な建築家・隈研吾氏が手がけた複合施設「TOYAMAキラリ」内にあり、国内・海外から収集された多彩な現代グラスアート作品が楽しめます。

6階の「グラス・アート・ガーデン」には、現代ガラスの巨匠であるデイル・チフーリによるインスタレーション作品(空間芸術)を展示。また、1950年代以降の現代ガラス美術作品を中心とした企画展やコレクション展も随時開催しています。

Spot.7【富山県美術館】屋外に広がるアートの世界に夢中!

三沢厚彦《Animal 2017-01-B》富山県美術館所蔵 撮影:小杉善和

ピカソやミロをはじめ、近・現代アートやポスター、椅子などが展示されている「富山県美術館(とやまけんびじゅつかん)」。ここで見逃せないのが屋外展示。2階に展示されている「ANIMALS」というクマの作品はインパクト大で、撮影ポイントとしても大人気です。

オノマトペの屋上

また、屋上庭園にはオノマトペ*から考えられた遊具があり、遊びながらアートにふれられます。かわいくておもしろいアートを見に行きましょう!

*「ぐるぐる」「ひそひそ」などの擬音語・擬態語のこと

Spot.8【富山ガラス工房】キラキラ輝くガラスを旅の思い出に

るるぶ&more.編集部

「富山ガラス工房(とやまがらすこうぼう)」は、ガラス造形作家の活動拠点となっている工房。併設のギャラリーショップでは、作家の作品が展示・販売されていて、おしゃれなガラスアートを探すのにもピッタリ。

るるぶ&more.編集部

ここでは、吹きガラスなどの制作を体験できるのが大きなポイント!思いっきりぷ~っと膨らまして、自分だけのガラス作品を作ってみましょう。キラキラ輝くガラスアートは、旅の思い出におすすめです。

Spot.9【源 ますのすしミュージアム】「ますのすし」の手作り体験も!

るるぶ&more.編集部

「ますのすし」は、江戸時代、八代将軍吉宗に献上して好評を得て以来、富山藩からの献上品となった、良質の富山米と新鮮なマスを使用した押し寿司。富山駅でも購入できる「ますのすし」は、駅弁で人気です。

「源 ますのすしミュージアム(みなもと ますのすしみゅーじあむ)」では、そんな歴史ある「ますのすし」の技と伝統が学べるほか、手作り体験も可能。また、敷地内の本店では製造工程の見学や食事、ショッピングも楽しめますよ。

Spot.10【ほたるいかミュージアム】見て触れて! ホタルイカを楽しく学ぼう

ライブシアターで見られるホタルイカの発光ショー

「道の駅ウェーブパークなめりかわ」にある体験・体感型の博物館。ホタルイカ漁ジオラマや深海不思議の泉、ホタルイカの生態展示などがあり、さまざまな角度からホタルイカについて楽しく学ぶことができます。

2階のパノラマレストラン光彩からは、富山湾を一望。水産加工品のショップもありお土産探しにもおすすめです。例年3月20日~5月31日には、「発光ライブシアター」でホタルイカの発光の様子を公開しています。

富山県のおすすめ観光スポット【黒部・宇奈月】

Spot.1【黒部峡谷トロッコ電車】トロッコでしか行けない秘境の絶景を満喫!

「新山彦橋」沿線でもっとも長く166m、傾斜のついた珍しい橋

宇奈月~欅平までの総延長20.1kmを、片道約80分かけて走る観光鉄道「黒部峡谷トロッコ電車(くろべきょうこくとろっこでんしゃ)」。切り立った崖、深い谷に架かった鉄橋など、車窓を流れる景色はどこを切り取っても美しい見どころが続き、迫力満点です。トロッコ乗車前後は宇奈月温泉街など、周辺散策を楽しむのもおすすめですよ。

※2025年4月20日(日)より、宇奈月駅~猫又駅間の折り返し運行予定。(2025年は、令和6年能登半島地震の影響により、猫又駅~欅平駅間は運休)

Spot.2【宇奈月温泉】四季折々の黒部峡谷を望む絶景の温泉地

るるぶ&more.編集部

北アルプスに深く刻まれた黒部峡谷。その玄関口にある「宇奈月温泉(うなづきおんせん)は、大自然に囲まれた四季折々の美しい風景でも有名です。1日に約3000tの湧出量を誇る温泉は、黒部川を約7kmさかのぼった上流の黒薙温泉から引いているもの。宇奈月温泉駅前で噴き上がる温泉噴水は、その豊富な湯量を象徴しています。

温泉街にはカフェやお土産店が並ぶほか、展望台や足湯などが点在しているので、のんびりと湯の街散策も楽しめます。また、黒部峡谷を縫うように走るトロッコ電車の車窓からの景色は絶景の連続! 沿線の温泉を目当てに下車するのもおすすめですよ。

富山県のおすすめ観光スポット【高岡・氷見】

Spot.1【雨晴海岸】海越しに望む立山連峰の美しさに感動!

るるぶ&more.編集部

「日本の渚百選」に選ばれた「雨晴海岸(あまはらしかいがん)」。雨晴駅近くの義経岩は、源義経が奥州へ落ちのびる途中に雨宿りしたという伝説があり、地名「雨晴」の由来となっています。晴れた日には海越しに3000m級の立山連峰を望む絶景に出合えますよ。また、有磯海は『おくのほそ道』の風景地として、国の名勝に指定されています。

Spot.2【海王丸パーク】「海の貴婦人」と称された大型帆船がシンボル

総帆展帆と新湊大橋

「海の貴婦人」と称された大型練習帆船「海王丸」を現役当時の姿のまま、一般公開している「海王丸パーク(かいおうまるぱーく)」。立山連峰と富山湾を背景に、日本海側最大級の斜張橋「新湊大橋」と帆船「海王丸」が並ぶ景観は壮観! 日没から22時までは、毎日ライトアップも実施しています。

富山県のおすすめ観光スポット【砺波・五箇山・庄川】

Spot.1【砺波チューリップ公園】色とりどりのチューリップが楽しめる都市公園

大花壇地上絵2024年

「砺波チューリップ公園(となみちゅーりっぷこうえん)」は、砺波市特産で市の花でもあるチューリップをテーマとした、四季折々の花を楽しむことのできる都市公園。公園とその周辺施設で約12haの広い敷地に、約300品種300万本のチューリップが咲き誇ります。

公園中央のチューリップタワーからは、眼下に色とりどりの花壇を一望。公園内には、直径5.5mある日本最大級の五連揚水水車や、散居村の形態を写真などで紹介する砺波郷土資料館(営業時間:9~17時、定休日:月曜、第3日曜、TEL:0763-32-2339)や、昔の農家住宅を移築した旧中嶋家住宅などもあります。また、毎年4月下旬~5月上旬には、「となみチューリップフェア」を開催。12月にはキラキラミッションが開催され、LEDの光の華が満開に!(フェア期間中はペット不可)。

Spot.2【世界遺産 菅沼合掌造り集落】日本の美しい原風景が残る

「菅沼合掌造り集落」のライトアップ

庄川の河岸段丘に広がる小さな集落「世界遺産 菅沼合掌造り集落(せかいいさん すがぬまがっしょうづくりしゅうらく)」。日本の美しい原風景が広がるこの集落には、現在9戸の合掌造り家屋が残り、古くから受け継がれてきた人々の生活や、伝統・文化が今も息づいています。

川を渡るための「籠の渡し」など独自の文化が生まれ、1995年に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の構成遺産として世界遺産に登録されました。

Spot.3【相倉合掌造り集落】世界的にも貴重な“人が住まう世界遺産”

るるぶ&more.編集部

「相倉合掌造り集落(あいのくらがっしょうづくりしゅうらく)」は、白川郷より北、五箇山にあり、世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の構成遺産のひとつ。「世界遺産 五箇山 相倉合掌造り集落」とも称されています。五箇山に唯一残る原始合掌造りや芽ぶきの寺、ハイカラ建てなど、小さい集落の中に見どころがいっぱいです。5分ほど山を登ったところには、こぢんまりと慎ましい雰囲気の集落が一望できる絶景ポイントがありますよ。

Spot.4【庄川峡】四季折々の渓谷美が楽しめる

湖上を進む「やまぶき」

「庄川峡(しょうがわきょう)」は、庄川小牧ダムの上流、約15kmにわたる峡谷。一帯は温泉が湧く庄川温泉郷で、エドヒガンザクラが自生するほか、舟戸公園や庄川堤は桜の名所として有名です。小牧ダム堰堤と大牧温泉を結ぶ庄川峡めぐる遊覧船が発着していて、湖上から四季折々の峡谷美が堪能できます。



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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。


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