1. トップ
  2. ヘア
  3. 伊藤美誠が平野美宇との激闘制し見据える4度目の戴冠 注目の“みうみま対決”にフルゲーム勝利でベスト4進出【全日本選手権2025】

伊藤美誠が平野美宇との激闘制し見据える4度目の戴冠 注目の“みうみま対決”にフルゲーム勝利でベスト4進出【全日本選手権2025】

  • 2025.1.25
伊藤美誠(C)WTT
SPREAD : 伊藤美誠(C)WTT

卓球の日本一を決める「天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会」は25日、女子シングルスの準々決勝が行われ、伊藤美誠(スターツ)は平野美宇(木下グループ)と対戦。4ー3で勝利し準決勝進出を決めた。

■大藤は井に4-1勝利で4強

前日の6回戦で安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)にストレート勝ちした伊藤。牛嶋星羅(サンリツ)に粘られながらも競り勝った平野との注目の対決となった。
第1ゲームは平野が立ち上がりにリードを奪ったなか、伊藤も巧みなバックや回り込んでもフォアを繰り出すなど一進一退の攻防に。6-6から3つのポイントを奪った平野が再び抜け出し、伊藤のサービスからのラリーを制して8-11で先手をとる。
第2ゲームは伊藤が3連続ポイントで入り、3-1からはカウンターからのフォアスマッシュを見せるなど好ショットを連発する。終盤に平野がポイントを重ねたなか序盤のリードを維持した伊藤が11-7で奪取する。
第3ゲームも伊藤が1-3リードからの2度のラリーを制するなど優位に立つ。フォアスマッシュや巧みなブロックで平野を封じた伊藤がリードを保ったまま、11-5で逆転に成功する。
第4ゲーム鋭い出足を見せた平野に伊藤も対応し、互角の展開に。平野はバックハンドやサービスからのラリーで伊藤からポイントを奪うなど徐々に点差を離し、6-11でこのゲームを奪い同点に追いつく。
第5ゲームは伊藤がフォアで平野を揺さぶるなど先に仕掛ける。平野も巧みなバックでのレシーブやラリーで伊藤に追いすがり5-5の同点。平野がさらにポイントを重ね、7-11と逆転し先に王手をかける。
第6ゲームは平野が3-1でリードを奪ったところで伊藤がタイムアウト。直後に伊藤がポイントを重ねたなか、平野も8-7でタイムアウトをとる。その後、デュースにもつれ込んだなか最後は伊藤が意地を見せて、12-10でフルゲームにもつれ込む。
第7ゲーム先に勝負に出たのは伊藤で、4連続ポイントで先に流れをつかむ。7-5からのフォアハンドなどでポイントを重ねた伊藤が最後は11-6で奪い切り、2021年大会以来4度目の優勝に向けてベスト4入りした。
なお、今大会の注目選手のひとりである大藤沙月(ミキハウス)は井絢乃(中国電力ライシス)にゲームカウント4ー1で勝利しており、早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)とともに4強入り。実力者が上位に顔を出すことになった。

元記事で読む
の記事をもっとみる