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起きてすぐのベッドメイキングはNG!納得の理由を専門家が解説

  • 2025.1.25

ベッドメイキングの仕方は、人それぞれ。誰にでも、自分の好みの方法がある。ただ、きれいに整えれば気分がすっきりするだけでなく、部屋がきれいに、より整頓されたように見えるのは確か。

だが、これまでの研究によると、掛け布団やシーツをきれいに整えることは、“招かれざる客”を招くことにつながるという。

『ワシントン・ポスト』紙は先ごろ、建築物管理の関連分野に関するジャーナル『Building Services Engineering Research & Technology Journal』に2005年に発表された論文を改めて紹介。起きてすぐにはベッドメイキングをしない方が、「ダニが繁殖しにくい」状態にできることを伝えている。

記事によると、イギリスのローハンプトン大学のスティーブン・プレトラヴ教授(サステナブル工学)は、「そうする方が、わずかながらでもダニを減らすことにつながるという証拠が示されたと言える」と説明している。

Women's Health

また、アレルギーが専門のタニア・エリオット医師も、「起きてすぐにベッドを整えないことで、寝室がより清潔に感じられるようになる」と話している。エリオット医師は実際に、起きてから数時間待ってシーツと布団に風を通し、さらに少し時間がたってからベッドを整えるようにしているとのこと。

就寝中にシーツと布団が吸収した湿気や、付着した垢がそのまま残ることを防ぐ効果もあることから、寝汗をかく人には特に、しばらく放置しておく方が効果的だとしている。

そのほか、米国立環境衛生科学研究所(NIEHS)は以下を含む「ダニの繁殖を抑える方法」のいくつかを、ウェブサイトで紹介している。

除湿機、またはエアコンを使用して、湿度を50%以下に保つ

防ダニ、または抗アレルギー加工を施した素材のシーツと枕カバーを使用する

寝具類とブランケットを週に1度、摂氏54~60℃のお湯で洗濯する

掃除機には、二層になっているマイクロフィルターバッグ、またはHEPAフィルターを使用する

From House Beautiful US

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