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だからやめてって言ったのに!家族の制止も聞かず【ゴルフ会員権を購入した義父】→ 悲劇が待っていた

  • 2025.1.24

義父は自営業をしており、ゴルフが大好きな人でした。
週末には取引先とラウンドを楽しみ、家族には「ゴルフは仕事の一部」と言い張っていました。

画像: だからやめてって言ったのに!家族の制止も聞かず【ゴルフ会員権を購入した義父】→ 悲劇が待っていた

ゴルフ好きの義父、新ゴルフ場に夢中

ある日、義実家から車で40分の場所に新しいゴルフ場がオープン。
義父は「ここでプレイすれば移動も楽だし、安上がりだ」と大はしゃぎ。
その熱意に家族も「ほどほどに」と思っていた矢先、「会員権を買いたい」と言い出したのです。

家族の反対を無視して会員権を購入

ゴルフ場の会員権は決して安くありません。
家族全員で「ローンを組むのはやめてほしい」と説得し、一度は諦めた様子でした。

しかし、数か月後に衝撃の事実が発覚します。
義父がひそかにローンで会員権を購入していたのです。
「絶対に大丈夫だ!」と胸を張る義父に、私たちはただただ呆れるばかり。

倒産の悲劇と再びのローン地獄

ところが、その“絶対”は長く続きませんでした。
数年後、ゴルフ場は倒産。会員権はただの紙切れと化し、ローンの支払いだけが重くのしかかる結果に。
「だから止めてって言ったのに」 という思いが消えませんでした。
義父は「こんなはずじゃなかった」 と悔やみつつも、また新たな行動に出ます。
別会社がゴルフ場を買い取り、営業を再開すると「追加料金を払えば、会員権を継続できる」 という案内が届きました。
家族は「もったいないし、また失敗するかもしれない」 と再三反対しましたが、義父の耳には届かず。
「今度こそ取り返す」 との決意のもと、再びローンを組むことに……。

夫婦に重くのしかかる義父のツケ

数年後、景気悪化が追い打ちをかけ、義父の自営業も立ち行かなくなりました。
ある日「相談がある」 と義実家に呼ばれた私たちは、またしても驚かされることに。
「ゴルフ会員権の名義を夫に替え、支払いを引き継いでほしい」 と言うのです。

夫は仕事で月に数回ゴルフをする必要があり、よく利用するゴルフ場だったため結局義父から名義変更し、ボーナスが会員権の支払い頭金に消える現実に私は憤りを覚えました。
夫も「これが最後だ」 と義父に伝えましたが、その場では言い返すこともできず、ただため息をつくしかありませんでした。

結局、「だから止めてって言ったのに」 という気持ちは消えず、義父の行動が家族全体に影響を及ぼした出来事です。
今でも夫と「もうあんなことが二度と起きないようにしよう」 と誓い合うほど、忘れられない体験となりました。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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