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【島﨑信長】「作品やキャラクターを推してくれることが何よりの幸せ」【sweet web独占】

  • 2025.1.28

『Free!』の七瀬遙役をはじめ、『ブルーロック』の凪誠士郎役・『呪術廻戦』の真人役など、数々の話題作に出演する、人気声優・島﨑信長さんがsweet webに初登場♡

現在“2週目”が放送中のアニメ『村井の恋』のアフレコ中のエピソードなどはもちろん、猪突猛進したエピソードやファンへの想いなど、島﨑さんのパーソナルな一面も深堀りインタビュー!

インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼントの応募方法も掲載されているので要チェック♡

――すでに実写化もされている人気のラブコメディが原作ですが、シナリオを読んだときの印象を教えてください。

勢いとテンポの良さがクセになる、すごく面白い作品だなと思いました。いろんな要素が詰まっていて、笑えると思ったら意外と泣けるところもあったり、案外熱いシーンもしっかりあって、全本位で楽しめる作品ですね。

――主人公 村井の担任・田中彩乃が恋する推しキャラクター、「春夏秋冬(ヒトトセ)」を演じられるということで、島﨑さんから見た春夏秋冬の印象や魅力を教えてください。

最初は変な人でしたよね(笑)。そもそも「戦国恋絵巻」が選択肢とかなかなか尖った面白いゲームとして表現されてるというのもありますけど、いわゆる乙女ゲームの登場人物ということでちょっと誇張されている感じがやっぱり面白いなと。

誇張されているクセみたいなものって、好きな人多いんじゃないかなって個人的には思っているので、ちょっと味付けが濃いかなと思うんですけど、噛んでるとクセになってくるというか、意外とそこに奥深さがあるというか、そんな人になってたらいいなって思っています。


――春夏秋冬の甘いセリフや面白い言動が印象的で、村井や田中に並ぶクセ強めな役どころだと感じましたが、(アニメの中のゲーム内のキャラクターを)演じる上で意識した点はありますか?

現実世界の人がこういうゲームをやった時って、やっぱり普通はしない声だし、普通じゃしない喋り方だし。だから実際にゲームの中の人が世の中に出てきて目の前で喋ってたら、かっこいいとかの前にちょっと面白くなると思うんですよね。

とはいえアニメの中の作品なので、田中や村井もアニメの中の人物ではあるので。田中の妄想の中で声をかける春夏秋冬だったりとか、なんやかんやで春夏秋冬が意外とみんなと対話もしていたりもするので、ちょっとクセ強めというか、多少はエッセンスとして意識していました。

でも、変にかっ飛ばそうとか乖離しようとも思ってなくて、割と流れのまま春夏秋冬君をやらせていただきましたね。

――観ていて思わず声を出して笑ってしまうシーンもありました!コメディ要素の強い作品かと思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?アフレコ中のエピソードなどもあれば教えてください。

コロナ禍の影響もあって、ずっと一緒に録れていたわけではなくて。ただ1人で録ってる時でも1つ1つのセリフが、特に序盤はゲームの中で文字と一緒に出てくるセリフだったりもしたのでクセ強めで楽しかったですね。大喜利のようで。

あと、ナレーションの担当の大塚芳忠さんと一緒に収録した時があったんですけど、僕なんかが全く及ばない、すごい素敵なクセのあるお声で、素晴らしい味付けのナレーションをされていて、うわぁやっぱりすごいなって。先輩のクセ堪能できたので、頑張ろうって改めて思えました。


――『村井の恋』は愛する先生に猪突猛進する男子高校生の物語ですが、島﨑さんが一つのことにひたすら全力で突き進む・猪突猛進したエピソードがあればぜひ教えてください。

なんやかんや、この仕事なんじゃないですかね。一応いま15年くらいやってるんですけど、恵まれたことに今も熱は全く失わずにいられています。やっぱり声のお芝居が好きだし、仕事をしていく中でさらにどんどん好きになっていますね。

そのくらい熱量を今もずっと保てているのは、良かったなと思います。それ故に視野狭窄になることもいっぱいありますけど、熱がなくなるとこういう仕事って露骨にパフォーマンスに出るので。だから今後も、全力で突き進むというか、猪突猛進というか。そのくらい熱量をずっと持って、視野も広くやっていきたいなと思っています。

――田中の推しキャラである春夏秋冬を演じられている島﨑さんですが、島﨑さんご自身もキャラを通してだったり推される立場という点では同じだと思います。ファンの方々のどういったことが応援に繋がっていますか?嬉しかったエピソードはありますか?

これも本当にそれぞれだと思うんですけど、僕は作品や役を楽しんでもらったり、好きになってもらえるのが嬉しいなって思いますね。

島﨑信長個人を推してもらえるのもとってもありがたいんですけど、そこに対してちょっと腰が引けちゃうところがあるので。キャラクターを好きって言っていいただけるのはもちろん、でも何より1番は作品が好き、作品が面白いって思ってもらえると、胸を張って堂々と「面白いでしょ、この作品!」ってすごく嬉しくなります。

すごく作品を愛してもらえているんだなとか、キャラクターを好きになってもらえているんだなってことが実感できる瞬間っていうのは、嬉しいなというか、ありがたいなって、とっても思いますね。

そういう皆さんの声とか応援があると、例えばですけど原作ものやまだまだ先がある作品だったら、第2期、第3期って続きがやれたり、それこそ原作の最後までとかね。何年も経て完結までできたりとか、そういう瞬間はやっぱり幸せだなと思います。皆さんの応援や反響がなかったら絶対ありえないことなので。

僕も作品大好きなので、だから皆さんも作品を大好きでいてくれてる、一緒に作品を推してくれているんだなって思える瞬間は幸せですね。

――声だけで演じるというのは、すごく難しいことだと思いますし、声優の方々の凄さを作品を観るたびに感じるのですが、声優というお仕事をされていて一番辛かったこと、逆に声優でよかったと感じた瞬間など教えてください。

辛かったことは、単純に力の差とか才能とか一生届かないものなんじゃないかとか、思い込みもあったと思うんですけど、そういうのを実感したり強く思った時ですね。それこそ仲のいい同輩に思ったこともあったし、自分は肩を並べていたいけど並べられないのかな、とかね。

でも年々それを楽しむコツだったりとか、やりたいこと、向いてることをやっていこうとか、なんかそんなふうに舵取りもできるようになったりして。その辺は大人になってるのもあるし、先鋭化された結果かなと思いますね。

出会ってきた人だったり作品だったり、いろんなものに恵まれていて、未だにちょっと夢見がちですね。

楽しいおもちゃに夢中になってるみたいなマインドを持ったまま、まだいられているから、それがすごく楽しい部分というか。未だに夢中になれているので。自分がすごく楽しいって思ってる、やりたいことをやれていますね。声のお芝居ができることが1番楽しいことです。同じ熱量で語り合って一緒に夢見ている、夢見がちな仲間もいて、恵まれてるなって思います。

――推していること・モノ・人などはあります?

僕はやっぱり、松岡禎丞と内山昂輝という役者は推してますね。ずっと推してるって言うと変な話なんですけど、すごく意識している2人で…。

あんまり記憶がなくなることはないんですけど、もう記憶がないぐらいゴリゴリに酔っぱらったことがあって、その時に僕が「松岡と内山昂輝が好きだ!すごいんだ!」っていう話をずっとしてたらしいんですよ(笑)。記憶なくてもそれ言ってんだから、本当にそうなんだって。

もちろんほかにも素敵な役者さんはたくさんいらっしゃいますけど、この2人はもう昔からずっと意識してるし、大好きだし、一緒の現場というか同じ業界にいる同世代として、本当に心強いなって思わされる2人ですね。

――ありがとうございました!


村井の恋

story:様子のおかしい男子高校生・村井は担任の田中先生に恋をしている。しかし一方の田中は乙女ゲームの推しキャラクター「春夏秋冬(ヒトトセ)」に恋をしている。そんなことはつゆ知らず田中に告白をする村井だったが、「黒髪ロン毛は恋愛対象外」と一蹴。ところが翌日、髪型を一新して現れた村井は田中の“推しキャラ”そのものの姿となっていた。激しく動揺する田中と猛烈にアプローチをし続ける村井、果たしてこのおかしな恋の行方は――。

声の出演:高梨謙吾、日笠陽子、島﨑信⻑、天﨑滉平、石谷春貴、後藤沙緒里、佐々木未来、広瀬ゆうき、松風雅也、水中雅章、大塚芳忠 ほか

ディズニープラスにて見放題独占配信中
TOKYO MX、BS日テレにて毎週日曜23:30より“2周目”放送中


photo : RIKU OHWADA
text&edit : RIRIKA MIURA[sweet web]

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