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【中央区大手門】圓應寺で昭和100年の節目に次世代へ伝達する講話開催

  • 2025.2.13

こんにちはリビングふくおか・北九州Web地域特派員のハートマザーです。 今回は2度目のご紹介となりますが、福岡市中央区大手門にある圓應寺(えんのうじ)を取材しました。

 

出典:リビングふくおか・北九州Web

毎年、年に数回催し事が行われる圓應寺ですが、1年の始まりの大事な行事「節分大祭」が2月2日に行われます。

 通常より1日早い節分

2025年は通常より1日早い2月2日に節分を迎えます。東洋の暦では、毎月節入(今年は2月3日23時10分)があり、2月の節入から1年が始まります。その前日の節分が大晦日にあたります。 新しい春を迎えるその節目に心身を浄め魔を滅するということで、正装の黒留袖姿で町を練り歩きます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こうした四季のある日本の慣習や情緒を再確認してもらうこともお寺の立場であり、亡くなった方の為の仏教だけではなく生きている人のための仏教でもあるということを現代社会にお伝えするのが役割で、お寺は宗教施設でありながら文化施設としての役割を果したいと、副住職の三木英信さんは語られます。こうした熱い思いで、毎年このような催し事を開催されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

 (写真は圓應寺さんよりご提供頂きました。)

そして過去の歴史を多くの方々にお伝えして、今の時代をより豊かに生きていく一助にしていただ思いを、今年が昭和100年だというところからそれにまつわる講話をされます。

副住職の妻、絢子さんはいつも裏方で大忙し。

出典:リビングふくおか・北九州Web

(写真は圓應寺さんよりご提供頂きました。)

沢山の方々から歌や舞などのご奉納があり、その方々の着付け担当もされます。 着付けも失われたくない日本の民族衣装。その文化、歴史を後世にも伝えていく活動の1つとなります。

掛け声は「よござっしよー!どっこいしょ!」

節分と言えば「鬼は外!福は内!」の掛け声ですが、 圓應寺での節分会は「福は内」「よござっしよー!どっこいしょ!」と豆まきをします。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「鬼は外」とは言いません。 「よござっしょ」は福岡弁で「結構なことです」 「どっこいしょ」は「六根清浄ろっこんしょうじょう」がなまった浄めの言葉だそうです。 すべてをお救いくださる阿弥陀さまの慈悲をいただき、立場を超えてわかり合い、その根底に流れる愛をもって心を豊かにする。結果、福を招くことになるとのこと。 御本尊阿弥陀如来さまは鬼をもお救い下さるので鬼にも優しい節分なのが圓應寺流だそうで、恐らく浄土宗の総本山知恩院も「鬼は外」は言わないそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

 福岡の節分祭は神社は多いですが、お寺での節分祭は少ないのでとても貴重なお祭です。 わたくしハートマザーも黒留袖姿で、街を練り歩き、午後からマルシェに出店致します。

出典:リビングふくおか・北九州Web

スケジュールは、 一部『魔を祓う圓應寺 鬼の節分会法要』

12:00~黒留お練り行列 浄焚(浄めの札お焚き上げ)

12:30~節分追儺式(和太鼓、タップ、インド太鼓、キューバ太鼓、氣龍画ライブイベントなど鬼に施すお経に参加奉納します)

13:00~豆まき(掛け声は「よござっしょ~!どっこいしょ~!」・福徳開運お礼詣り

※マルシェも併催

二部『大祓(大笑い)落語会&副住職講話会』 有料(一般:2500円)※二部ご希望の方は090-8352-0530迄

13:45~オープニング来福奉納(神道夢想流杖術・COMO REVIVIR 他)

14:00~大祓(大笑い)落語会 桂竹千代

14:45~副住職講話 昭和100年記念『昭和100年に錨を下ろす~福岡発 昭和に託された想い~』

一部の黒留お練りに参加ご希望の方は10時より着付け(着付け2000円、ヘアセット希望者は別途1000円) 黒留貸出あり(数に限りがございます)※ご希望の方は090-8629-3118へお問い合わせ下さい。

出典:リビングふくおか・北九州Web

(写真は圓應寺様よりご提供頂きました。)

勿論、お着物ではなくてもどなたでも参加可能ですので、2024年の垢を落とし、2025年の開運招福、新たな気持ちで過ごせるよう、お誘い合わせのうえお気軽に足を運んでみて下さい。

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