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【吉高由里子】相手が年上でも年下でも怒られる直前までちょっかいかけちゃう(笑)

  • 2025.1.23

懐に飛び込むコミュニケーション力

吉高由里子は究極の人タラシ!? 年上、同年代、年下。男女を問わず、警戒心を抱かせることなく、仲良くなれる。そんな稀代のコミュニケーション力の秘訣とは。

相手が年上でも年下でも怒られる直前までちょっかいかけちゃう(笑)

自分があまり気にしないタイプだからというのもあるかなと分析しているのですが、割と誰にでもちょっかいをかけちゃいます。どこまで言ったら怒られるんだろう?って興味があるんですよね。もちろん、本当に怒らせるほどのことはしませんよ。ただ、普通に接するよりもグッと距離が縮まる気もしていて。『光る君へ』の撮影では年下世代の共演者の方もいて、座長らしく頑張ってごはんに誘ってみたりもしましたが、全然年上らしくなかったな。楽しく飲んでましたね。でも距離は縮まりましたよ!

ゴルフが好きな理由の一つは、朝から一日かけて友達と過ごせるから

うっかり夕方まで寝てしまうこともあるくらい寝るのが大好きな私が、そして運動嫌いで知られる私が、唯一早起きしてルンルンで自然の中を駆け回れるのがゴルフです。大人になるとお酒を飲まずに友達とずっと話をするってそうないじゃないですか。ゴルフだとそれができるんですよね。仕事の話、最近観た映画の話、ごはんの話。素面(しらふ)だからこその楽しさがあるんです。

全部を聞かずとも察したり、感じたりできる人でいたい

私が考える大人とは、全部を聞いてこない人。その人の本当の気持ちを察したり、感じることができる人。『何があったの?』などと詮索せず、話したくなるまでそっとしてあげられる思いやりがある人に、私はなりたい。そもそも人は聞いてほしかったら、こちらが放っておいても話し始めるものだし。そこを間違わないようにしたいですね。これまでの人生で私が出会った大人たちはその能力に長(た)けた人が多かったなと思っています。

俳優

吉高由里子/Yuriko Yoshitaka

1988年7月22日生まれ、東京都出身。2008年公開の映画『蛇にピアス』で日本アカデミー賞新人俳優賞とブルーリボン賞新人賞をW受賞。その後もNHK連続テレビ小説『花子とアン』など話題作に多数主演。2024年度NHK大河ドラマ『光る君へ』でも主人公の紫式部/まひろ役を演じた。

撮影/伊藤彰紀(aosora) ヘアメイク/RYO(TRON) スタイリング/申谷弘美 取材・文/中川知春

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