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「今すぐやれ」VS「今はできない」絶対に負けられない闘いがそこにはある<頑張り過ぎない介護>

  • 2025.1.23

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。デイケアに通い始めたころ、義母は帰ってくると泥のように眠っていました。しかし最近は、夕飯まで起きていられるようになり、まる子さんはリハビリで体力がついたのだろうと喜んでいました。しかし、月末にデイケアから届いた報告書には「リハビリをやる気がなく、滞っています」という文字が……。それを見て「寝てるな……」と確信したまる子さん。最近、髪がボサボサになって帰ってくるのが気になっていたのですが、それは寝癖だと気づきました。義母はおそらく、午後は寝て過ごしている……。そう考えると、夕飯まで起きていられるのも納得です。

「ワクチン接種の副反応でだるい。お薬の副作用でトイレが近い。だからデイケアは休みます」。いつものように朝部屋に行くと、義母からそう言われたまる子さん。しかし、新型コロナウイルスのワクチン接種からすでに5日が経過していて、トイレもいつもと変わった様子はありません。嫌な予感がしつつ、渋々デイケアにお休みの連絡を入れたのですが、それを知った途端に義母は饒舌(じょうぜつ)になり、次から次へと用事を頼んできます。そんな義母の様子を見て、イライラが止まらないまる子さんは、つい口調も強くなってしまい、自己嫌悪に……。

遠回し返し……!

朝、キッチンを見ると、そこには義母から頼まれて買ってきた新サツマイモが転がっていました。これは、義母による「蒸しておけ」の合図……。

しかし、このあと家事をして病院に行く予定があることを考えると、調理する時間はありません。そのため、見て見ぬフリをすることに。

そのとき、義母がキッチンに降臨。放置されているサツマイモに気づいてしまったようです……。

今すぐ調理に取りかかるように言われているのは察しましたが、そこは何も気づいていないフリを決め込みます。

相変わらず、遠回しに言ってくる義母。

私も負けじと、遠回し返しでお断りしておきました。

朝、なんとなく違和感を覚えてキッチンに目をやると、そこには先日義母から頼まれて買ってきた新サツマイモが転がっていました。これは義母による「蒸かせ」の圧。本当は昨日やろうと思っていましたが、ブツブツ言われてカチンときたので、やる気が失せていたのでした。今日はこれから家事をして、終わったらそのまま病院に行く予定で時間はありません。というわけで、見て見ぬフリをすることに……。

すると、タイミングよく義母がキッチンにやってきて、手をつけていないサツマイモを見ながら「サツマイモはどの鍋でやっているの?」と聞いてきます。これは、意訳すると『今すぐ蒸かせ』ですが、あえて気づかないフリをして質問に素直に答えたところ、私が気づいていないと思ったのか、義母は「私、火、危ないから」と続けます。そこで、私も同じく遠回し返しで対抗することに。最後は「私、今から、病院だから」と遠回しにお断りしました。

ただでさえ忙しいというのに、なぜこんな探り合いに時間を割かなくてはいけないのか……。正直、回りくどい言い方は疲れるだけで苦手です。

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相手が自然と察してくれるのではなく、無言で圧をかけるのはちょっとズルいと思ってしまいますね。「親しき中にも礼儀あり」という言葉もあるように、人に何かをお願いするときは、ちゃんと言葉にしてお願いしてくれたほうが、受け止める側の気持ちは大きく変わってきますよね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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