イヴァンカ・トランプ、就任舞踏会のボールガウンは『麗しのサブリナ』のオードリー・ヘプバーンをオマージュ

1月20日（現地時間）、ワシントンD.C.で開催された舞踏会が、第47代大統領ドナルド・トランプの就任を祝う1日の行事を締めくくった。宣誓式に続いて、トランプ大統領とファーストレディのメラニア・トランプはJ・D・バンス副大統領とユーシャ・バンス夫人とともにリバティ・ボールへと向かい、次男のエリック・トランプとララ・トランプ夫人、長女のイヴァンカ・トランプとジャレッド・クシュナー夫妻といったゲストたちが正装を身に纏った。

なかでもスポットライトを浴びたのは、イヴァンカの特注ボールガウンだ。ユベール・ド・ジバンシィが映画『サブリナ』（1954）でオードリー・ヘプバーンのために制作したオートクチュールを再現。ストラップレスのドレスは、裾のブラックトリミングが印象的なフルスカートでボディスはフィットし、繊細なブラックレースのディテールが施されている。

このドレスは、ジバンシィ（GIVENCHY）のオートクチュール・アトリエが手がけた。「デイリー・メール」によると、イヴァンカは代理人を通じて特注のガウンを着用したことを「光栄に思う」として、「驚くべき正確さと職人技でオリジナルの芸術性とエレガンスを表現し、この傑作を生み出してくれたアルノー家とジバンシィのアトリエに大変感謝している」と明かした。

また、オードリー・ヘプバーンは長い間、彼女にとって個人的なインスピレーションを与えてきたそうだ。「イヴァンカは、このような形で彼女のレガシーを称えることができるのは大きな特権だと考えており、この瞬間を実現させてくれたジバンシィのチームに心から感謝している」と付け加えている。

Text: Christian Allaire

From VOGUE.COM

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