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シンプル具材が決め手の"塩豚汁"

  • 2025.1.22

大根は一口で食べやすいサイズのいちょう切り。汁の実に向く切り方です。大根は味を吸う食材なので味噌でつくれば味噌味になりますが、塩味だと大根そのものの風味がしっかり味わえます。料理研究家の有賀薫さんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。

シンプル具材が決め手の"塩豚汁"

■“塩豚汁”のつくり方


◇材料 (2人分)

大根:5~6cm(250g)
豚薄切り肉:100g(バラ、肩ロースなど)
しらたき:60~70g
生姜:1片分(薄切り)
昆布:3g
酒:大さじ1
塩:小さじ1/2
小ねぎ:1~2本分(小口切り)


(1)具材をカットする
大根は皮をむいて幅1cmのいちょう切りにする。豚肉は食べやすく切る。しらたきは熱湯でゆでてアク抜きをし、食べやすい長さに切る。

(2)煮る
鍋に大根、昆布、生姜、酒、水600mlを加え、中火にかける。煮立ったら弱火にして大根が柔らかくなるまで煮る(途中で昆布は取り出す)。

(3)仕上げ
②に豚肉、しらたき、塩を加え、豚肉に火が通ったら味をみて塩適量(分量外)で調える。器に盛り、小ねぎを散らす。

完成

――教える人

「有賀 薫 料理研究家」

2011年より毎日SNSでスープのある生活を発信。スープから始まるライフスタイルを提案している。実験イベント“スープ・ラボ”はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数主催。著書に『スープ・レッスン』(プレジデント社)、『有賀薫の豚汁レボリューション』(家の光協会)、『私のおいしい味噌汁』(新星出版社)など多数あり。


この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

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