お手頃な価格で家計にやさしい鶏むね肉。筆者もよく使いますが、どうしてもパサついた食感になりがちなんですよね。どうにかおいしく食べる方法はないかと探していたところ、YouTubeチャンネル「George ジョージ」で「とりマヨ」レシピを発見!「まだパサつくあなたへ」なんてコピーが踊る、まさに筆者のためにあるようなレシピです。とりマヨは家族みんな好きだし、さっそく今日の夕飯に作ってみたいと思います!
2つ星フレンチ元料理長のワザが炸裂!YouTubeチャンネル「George ジョージ」
「とりマヨ」レシピを紹介してくれるのは、登録者数117万人を超えるYouTubeチャンネル「George ジョージ」のジョージさん。2つ星店の元シェフであるジョージさんが、家庭でも使えるプロならではのワザを惜しみなく紹介してくれています。
今回の「とりマヨ」にも、鶏むね肉が柔らかくなるワザがたくさん!とりマヨは家庭でも作りやすい料理ですが、自己流で作るとパサパサになるのが気になってて…。どれだけ柔らかい仕上がりになるのか、さっそく作っていきましょう。
「とりマヨ」の材料と作り方
【材料】2人分
鶏むね肉…300〜350g
カレー粉…小さじ1/2
卵白…1個分
片栗粉…大さじ1〜3
マヨネーズ…40g
卵黄…1個分
塩・こしょう…各適量
(合わせ調味料)約20g分
水…約300ml
コンソメ(顆粒)…小さじ2
トマトペースト…大さじ1
今回は、倍量で作っていきます!
動画では「ピュアセレクト® コクうま® 65%カロリーカット」を使っていましたが、手に入らなかったので家にあったマヨネーズを使いました。
【作り方】
1. 鶏むね肉は繊維を断ち切るようにそぎ切りにして、カレー粉、卵白を揉みこんで20分冷蔵庫で休ませます。
繊維を断ち切るようにそぎ切りにすること、また卵白でコーティングすることで鶏むね肉の水分が逃げずにパサつきにくくなるそう。
とりマヨにカレー粉を入れるのはめずらしいですよね。この時点でスパイシーな香りが食欲をそそります…!
2. 鶏むね肉を休ませている間、合わせ調味料の材料を強めの中火にかけて煮詰めていきます。
合わせ調味料は、とりマヨの味の決め手となるマヨソースに合わせるもの。
ケチャップやウスターソースを入れるのが一般的ですが、今回はコンソメスープとトマトペーストを煮詰めて手作りしていきます。
シャバシャバの状態からしっかりペーストになるまで煮詰めるのがポイント!
今回は倍量で作ったのでここまで煮詰めるのに10分ほどかかりました。レシピと同じ分量ならもう少し早くできるかもしれません。
3. 2の合わせ調味料とマヨネーズ、卵黄を混ぜて、マヨソースを作ります。
味を見て、塩気が足りなければ塩を、パンチが足りなければこしょうをプラスしてくださいね。
4. 1の鶏むね肉に片栗粉をまとわせていきます。
片栗粉の量は大さじ1ならしっとりした食感に、大さじ2~3だとがりっとした食感になるそう。
今回は大さじ1にして、しっとりした衣の食感を目指します。
好みに合わせて食感を変えられるのは新しいですよね!
5. 中火に熱したフライパンに分量外の油を大さじ1引き、鶏むね肉を焼いていきます。
とりマヨを作るとき鶏肉を揚げるレシピもありますが、今回は焼いていくだけ!たくさんの油が必要ないのはうれしい♪
片面がカリッとしてきたら、裏返してもう片面も焼いてください。
6. 鶏むね肉が焼けたら、火を切ったフライパンの中に3のソースを入れて全体を混ぜ合わせてください。
マヨソースの中の卵黄に余熱で火を通していくイメージです。全体がもったりとしてきたら完成です♪
今までのとりマヨって何だったの…?しっとりスパイシーでこれがプロのワザ!
レタス(分量外)と一緒に盛り付けてこしょうを振ったら、さっそく食べてみます。
一口食べてみると、鶏むね肉がしっとり柔らかくてびっくり!しっかり火を通したのに、鶏むね肉がパサつかないのはそぎ切りと卵白でコーティングしたおかげですね。まるで鶏もも肉のようなジューシーな感じさえ残っています。
ベースはちゃんとマヨネーズなんですが、下味につけたカレー粉が活きているのもジョージさんの「とりマヨ」の特徴。トマトペーストを煮詰めて作った合わせ調味料のコクもあって、自己流では出せないプロの味わいに感動です。
まろやかなマヨネーズとスパイシーな香りが合わさり、これはご飯が進みますね。
自己流で作るとりマヨは甘めの仕上がりが多かったので、今までに食べたことのない味にハマりそうです…!
YouTubeチャンネル「George ジョージ」の「とりマヨ」は、プロのワザがたくさん詰まった一生ものにしたいレシピ。
トマトペーストを煮詰める時間こそかかりますが、出来上がりを食べるとちゃんと手間をかけた以上のおいしさで返ってくるので大満足です。
感動の食感と味をぜひ作って体験してみてくださいね!