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「え!もしかして悪口言われてる?」宴会にてふと耳に入ってきた親戚たちの会話。見えてきた義父母の本音は

  • 2025.1.22

娘が1歳のとき、義理の妹の結婚式がありました。晴れやかな笑顔と感動に包まれた、とても温かいひとときを過ごし、家族の絆を改めて感じられる素敵な式でした。そんな心温まる時間の余韻に浸りながら迎えた親戚との宴会。しかしその場で、私の心をざわつかせる思いがけない出来事が起こったのです……。

もしかして悪口言われてる?

宴が盛り上がる中、ふと耳に入ってきたのは私についての話題。

親戚たちが「あの人って全然孫を見せに来ないらしいし、気が利かないよね」「孫は頻繁に見せに来ないとダメだよな」などと話しているではありませんか!

小さい子どもを育てながら、家事と仕事を両立するだけで精一杯の日々。「そんな余裕なんてないのに……」と思わず反論したい気持ちになりました。

おめでたい日だから黙って聞いていようかと思いましたが、さすがにスルーできなかった私。ひとまず冷静に「それ、私のことですよね?」と声をかけてみると、親戚たちは焦った様子で「えっ、あっ、いや、違うんだよ、そんなつもりじゃなくて」と言い訳を始めました。

義両親の本音は…

正直、心が傷ついたのは事実です。でも、その後冷静に考えると、義両親が親戚にこぼしたと思われる「孫を見せに来ない」という言葉。私は、これには、義両親が寂しく感じている気持ちが隠れているのかもしれないと気づきました。

実際、遠方にある義実家へ行くのは移動も準備も大変なため、つい後回しになりがちでめったに行くことはありません。そこで、子どもの成長をもっと共有できたら義両親が今ほど寂しさを感じることはないのかもしれないと思った私。まずは私たち家族ができることを始めることにしました。

子どもの写真や動画を1週間に1度は義両親に送るようにし、たまにはビデオ通話で子どもも一緒にみんなで会話する時間を設けることに。忙しい育児の合間でも負担が少なく、以前よりも義両親と交流する機会が増えたことで、私も子どもも義両親との関係が深まってきたように感じました。

義両親との関係は、子どもにとっても大切なつながりになるはず。この出来事をきっかけに、今後も無理のない範囲で工夫して、義両親と良い関係を築いていきたいと思います。

著者:伊藤ゆいこ/30代女性/2018年生まれの女の子のママ。FP2級、証券外務員1種の資格を保有。以前は金融機関に勤務していたが、退職し、現在は在宅でライティング業務をおこなっている。

イラスト:海乃けだま

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

ベビーカレンダー編集部

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