1. トップ
  2. レシピ
  3. 2月2日はクレープの日! クレープを食べながら、心待ちにしていたフランスの立春をお祝い。

2月2日はクレープの日! クレープを食べながら、心待ちにしていたフランスの立春をお祝い。

  • 2025.2.2

"2月2日はクレープの日"

この日はシャンドルールと呼ばれ、フランス全土でクレープを食べる習慣があります。

シャンドルール《Chandelle=ロウソク》の起源は諸説ありますが、古くはローマ時代まで遡り、神を称える儀式が後に信者達の行列、松明やロウソクを持って街を練り歩いた事から始まりました。時を経てこれがキリスト教の行事となり、クレープを食べる風習が生まれたという説が。

寒さ厳しく長い冬を耐え忍んで、ようやく光が見えてきた早春のお祝いです。

フランスで人気のクレープはというと、Beurre-Sucre 砂糖とバターをのせたシンプルなもの、イチゴのコンフィチュールやNutellaノワゼットというナッツとチョコレートのペーストを塗ったものなどがありますが、中でもリンゴと塩バターをキャラメリゼしたものが最高に美味しい!

これはクレープの本場、ブルターニュ地方のクレープリーの看板メニュー。今日は、そんなレシピをご紹介します。

ちなみに、左手にコインを握りながら、右手に持ったフライパンのクレープを上手にひっくり返すことができたら、その一年は幸運に恵まれるという有名な言い伝えがありますが、私は一度も試したことがありません。

リンゴと塩バターのクレープCrêpes aux pommes caramélisées au beurre salé

材料3人分
【リンゴのカラメリゼ】
リンゴ2個(無農薬であれば皮ごと)
レモン汁大さじ1
砂糖大さじ3
水大さじ1
塩バター30g
ラム酒(カルバドスがあれば最高!)
大さじ2シナモンパウダー少々

①リンゴを櫛型に切ってレモン汁をかけておく。
②フライパンに砂糖と水を入れて中火にかけ、泡が立って少し色付いたらバターを入れ、キツネ色になったらリンゴを入れて柔らかくなるまで火を通す。最後にラム酒とシナモンを入れて火を止める。

【クレープ】
直径24cmのフライパンで6枚分
《ボールA》
卵1個
砂糖大さじ2
ラム酒大さじ2
牛乳250ml

《ボールB》
薄力粉100g
マイゼナ(コーンスターチ)20g

最後に―溶かし塩バター20g
フライパンに塗る植物油適量
☆クレープ生地にコーンスターチを入れると冷めてもモチモチ。なければ同じ小麦粉で代用。

①《ボールA》の材料⇒卵、砂糖、ラム酒、牛乳1/3 を入れて泡だて器でよく混ぜる。《ボールB》の材料⇒粉類を振るい入れる。粉の中央にくぼみを作ってAを少しずつ流し入れ中央からゆっくり混ぜあわせていく。粉気がなくなるまで全体が混ざったら、残りの牛乳を少しずつ加えて混ぜる。(こうするとダマができません)最後に溶かしバターを入れて混ぜる。(牛乳が冷たすぎるとバターがダマになるので、予め冷蔵庫から出して室温にしておく)

②テフロン加工のフライパンに、折り畳んだキッチンペーパーを使って薄く油を引き、中火で温めてから、お玉1杯くらいの生地を流し入れフライパンを回しながら手早く広げる。生地の表面が乾いて端がめくれてきたら、裏返して1分ほど焼く。

焼き上がったクレープを2枚ずつ折りたたんで皿に、その上にリンゴを並べる。好みでアイスクリームをのせると更にリッチ!

今年の2月2日は、偶然にも日曜日!一年の幸せと繁栄を願いながら、週末に出来立て熱々のクレープを楽しんください。

元記事で読む
の記事をもっとみる