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エゾモモンガの“お祈りポーズ”が尊すぎる!何を願っているのかな

  • 2025.1.20

今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2025年1月13日〜1月17日ピックアップ分)

何をお祈りしているの?

Sitakke
撮影:@apple.hokkaido さん

「きょうの1枚」は、〝お祈りモモちゃん〟です。
エゾモモンガは、ごちそうをたっぷりと食べた後、巣穴に戻る前に、顔やヒゲの手入れをすることがあるのですが、その時たまに、目をつぶっている写真が撮れることがあり、その姿が一心に何かをお祈りしているようにみえることから、〝お祈りモモちゃん〟と呼ぶことがあります。

しかしながら「きょうの1枚」は、そんな一瞬の出来事ではなくて、本当にじっと何かを祈っているように見えますね、しかもわずかに〝笑み〟を浮かべながら…。
そんな表情や、胸の前でギュッと握られた小さな手、そして光の加減など、すべてがかわいらしくて、見ているだけで癒やされますねー。

こ〜んな感じで・・どう?

Sitakke
撮影:@mohumohu946 さん

カメラに向かって「こ〜んな感じでいいんでしょ!」って、シマエナガが言っているような、そんな気さえする、見事な〝カメラ目線の首かしげ〟ですねー。
一般的に、草食動物は外敵が近くにいないかどうかがよく見えるように、目が顔の左右についています。
それに対して、肉食動物は、獲物との距離を正確に知るために、目が正面についています。
シマエナガは、鳥の中では、どちらかというと、虫などが大好きな〝肉食派〟で、目の位置は、顔の正面に近いところについていますね。
なので正面から見ると、目と目が左右に離れていなくて、かわいらしい表情●▲●に見えるのかもしれません。
外敵が近くにいないかどうかは、ひんぱんに首をかしげて上空を見上げて、いつも警戒をおこたりません。
でも「きょうの1枚」は、そんな〝うんちく〟を、まったく否定しちゃうような、〝カメラ用のポーズ〟にしか見えませんね…シマちゃん、実際はどうなの?

開いた手が・・まるで〝モミジ〟のよう!

Sitakke
撮影:@yujitanaka_photography さん

新しく積もったふかふかの雪の上を、エゾリスがカメラの方向に、走って来ているところなのでしょう。
小さなモミジのように、パッと開いた手が、とてもかわいらしいですねー。
エゾリスは、秋の間に、土に埋めたり、木の穴に隠しておいたごちそうを、次々と見つけ出しては食べて、命をつなぎます。
雪がたくさん積もった日などは、エサを探すために、深い雪をかき分けているのを見かけることがあります。
毎日のように雪が降りしきる大雪の年などは、ごちそうを探す作業はとても大変そうで、見ていてとても気の毒になってしまうのですが、ふかふかに積もった雪の上を、軽やかに、泳ぐように駆け抜けるエゾリスの姿は、とってもしなやかで、美しさにあふれています。

こんな優しい表情だったなんて・・

Sitakke
Sitakke
撮影:@sachicoco29 さん

写真だけではなかなか判断しにくいのですが、オオハクチョウでしょうか?
ハクチョウって、こんな優しくて穏やか表情だったんだって、あらためて気づかされました。
日本でハクチョウと言えば、おもにオオハクチョウとコハクチョウがあげられますが、いずれも、夏の間は、北極海に面したロシアのツンドラ地帯やタイガ地帯、サハリンやカムチャッカ半島などで繁殖し、冬になると、その一部が北海道や本州越冬します。

オオハクチョウとコハクチョウの見分け方は、クチバシの黄色い部分が広いのがオオハクチョウ、黒い部分が広いのがコハクチョウと覚えていたのですが、コハクチョウにも、クチバシの黄色が広い〝イエローネブ〟と呼ばれるグループもいて、写真だけで見分けるのはむずかしいなあと、今回あらためて感じました。
2種類がならんでいたら、大きさの違いで、すぐにわかるのですが。
冷え切った氷に上でも、まるくなって寝ている姿をよく見かけるので、寒さには強いのでしょう。
凍らない水があって、そこにエサがあれば越冬できるので、北海道でも冬にハクチョウを見ることができる湖や川がありますね。

私が好きなのは、帯広周辺で越冬するハクチョウたちです。
冷え込んだ朝に、〝けあらし〟の中で目を覚ましたハクチョウたちが、シルエットになり朝日に照らされる様子は、北海道の冬の美しさを代表する光景のひとつではないでしょうか?

もしかして〝あごひげ〟ですか?

Sitakke
撮影:@fj20823 さん

これまで、数え切れないくらいのシマエナガの写真を見てきましたが、このようなお写真は初めてで、ビックリです!
携帯で見ると、実際のシマエナガの顔の、2倍くらいの大きさがあるのではないでしょうか?
これだけ大きくしても、キリッとシャープに見えるのは、かなり近い距離で、シマエナガを撮影することができたのでしょうね。
オレンジ色のアイシャドー、そして何より〝あごひげ〟の存在にビックリ!
これはもう、なでてみたいですねー、「ん〜ん、マンダム」なんて言いながら…。
今後、シマエナガの写真を見るときには、ついつい〝あごひげ〟があるかないか、探してしまいそうです。

文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa

インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。

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