セクハラと中傷キャンペーンを行ったとして、ブレイク・ライブリーに提訴された『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の監督・共演のジャスティン・バルドーニ。今度は、彼がブレイクと彼女の夫ライアン・レイノルズらを相手取り、名誉棄損と恐喝で訴訟を起こした。
ジャスティンは1月16日(現地時間)、ビジネスパートナーのジェイミー・ヒースと広報担当のジェニファー・エイベル、危機管理広報担当のメリッサ・ネイサンとともに、ニューヨーク南部地区連邦裁判所に提訴。ブレイクが映画の主導権を握るために策を講じたとして、恐喝と名誉棄損、プライバシーの侵害、信義誠実の原則違反、契約関係への故意の妨害、見込まれる経済的利益への故意の妨害、見込まれる経済的利益への過失に対する損害賠償4億ドル(約621.8億円)を求めた。
ジャスティンの弁護士は、声明で「この訴訟は、ブレイク・ライブリーと彼女のチームが、ジャスティン・バルドーニと彼のチーム、及びそれぞれの会社を破滅させようとひどく編集された裏付けのない、改ざんされた情報をメディアに拡散した試みを裏付ける、改ざんされていない膨大な量の証拠に基づく法的措置です」と表明。当事者間で交わされたメールやチャットなどの全文を証拠として明らかにするとし、「彼女は勝つことができず、後悔することは明らかです。ブレイク・ライブリーは、彼女のチームによってひどく誤解させられたか、故意に真実を偽ったかのどちらかです」と主張。「隠すことは何もありません。文書は嘘をつきません」と述べた。
「ニューヨーク・タイムズ」紙によると、ブレイクは昨年12月にアドリブでキスをされたり、上半身裸で準備をしていた控室に無断で立ち入られるなど、撮影中にジャスティンからセクハラを受け、改善を求める話し合いを行ったところ要求は認められたが、この事実を隠蔽するために彼女の評判を貶めるPR戦略が取られたと訴えた。
訴状には、ジャスティンとPRチームの間でやり取りされたメールやチャットも引用されており、ブレイクの信用を「損なう」ための「社会的操作」の具体的な計画も明らかにされた。彼女は声明に「私が起こした法的措置が、不正行為について声を上げる人々に対する悪意ある報復行為の存在を明らかにし、ターゲットにされる可能性のある人々を守ることに繋がるよう願っています」と綴っていた。
これを受け、大手エージェントWMEから契約を打ち切られたジャスティンは、昨年末にブレイクの訴えとハリウッドで暗躍するPR会社の存在を報じた「ニューヨーク・タイムズ」紙を相手取り、名誉棄損で提訴。さらにブレイク本人に対する訴訟の用意があることも明かしていた。
Text: Tae Terai
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